ビリー・プレストン

 ビリー・プレストンが亡くなったそうである。僕と言えばルーツはなんと言ってもビートルズ、そしてストーンズの60〜70年代のアルバムもけっこう好きなので何度と無くビリーのプレイは聞いて来た。思えばビートルズ狂だった中学時代に「GET BACK」のエレピがポールではなくてビリーだと知って「やはり流石のビートルズもこんな才能あふれる黒人ミュージシャンには太刀打ち出来ないのかあ」とかなんとも言えない気持ちになったのがまだ昨日の事のようである。まあとはいえ僕自身はキーボーディストでは無いのでそんなに思い入れがあったわけではないが、やはり彼自身も歌を歌って曲も作る、単なるプレイヤーではなく「総合ミュージシャン」としての彼にの存在はいつも気になってはいた。

 もうかなり前になるのだが確か「リンゴ・スター&フレンズ」というバンドで来日したビリーを見た事がある。他のメンバーは僕の記憶が確かならばギターにマーク・ファーナー、ベースにジョン・エントウィッスルだったような気がするのだが定かではない。その時も確かビリーは1曲歌ったのだが、とにかく誰よりも楽しそうにエレピを踊りながら弾いていたのが印象的で「僕もいつまでもこの人みたいに楽しく演奏して行こう」と思ったのをおぼえている。きっと今頃天国では極上のタイム感でエレピやオルガンを弾いて歌っている彼のデビュー・ライヴに天国中のオーディエンスが大喝采を送っている頃だろう。謹んでご冥福をお祈りします…。

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# by ricken4001s | 2006-06-07 23:49 | 音楽 | Comments(3)

HAIRCUT 100!

 というバンドが昔あったなあ。確かヴォーカルのやけにオッサンぽい声の人(名前何だっけ?)はその後「NEVER GONNA GIVE YOU UP~NEVER GONNA MAKE YOU CRY~」とか言う曲をヒットさせたんじゃなかったっけ…。

 なんて考えながら今日は髪の毛を切ってもらった。ちなみに前の美容師さんには何の問題も無いのだが、知り合いに「以前EXILEのヘア・メイクをやっていた美容師さん」という恐れ多い人を紹介されたので恐る恐る行ってみたのだが話してみると僕と同じ年! それがわかった途端に「厄払い」の事や「年取ったら田舎に住みたい」とか思いっきりおっさんな会話に花が咲いてしまって楽しかった。ちなみに他にもサプライズな共通点もあったりしてビックリ!

 それからアシスタントの男の子とも何気なく話していたら彼はけっこう美術好きでなんと僕と同じように昨年の夏わざわざ金沢まで「拘束のドローイング9展」を見に行ったとかでこちらもビックリ。彼は帰りには親切にも今度行こうと思っていた某美術館の地図まで書いてくれたのだ…。

 というわけで今日の美容室での時間はとても充実しつつ、しかも楽しかった。もちろん美容師さんの技術も確かだったのだが、最初に僕が、そこにあったヘアカタログに載っていた妻夫木君の写真を指差しながら「癖っ毛なので梅雨を乗り切れるようにこれより短くして下さい」と言ったおかげでどう見ても妻夫木君というよりは「アッコにおまかせ! 」、もしくは「20年後のえなり君」に近い感じになってしまった。う〜ん、こりゃあ早いとこ厄払いに行って田舎に引っ込まなければ!
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う〜ん、マンダム。

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# by ricken4001s | 2006-06-06 23:30 | 音楽 | Comments(7)

村上氏逮捕!

 というタイトルをつけたものの、僕としては遂に日記が現実の日付に追いついた事のほうが嬉しかったりして。とはいえ村上氏逮捕はビックリだった。かなり細部に至るまで注意の行き届いている人に見えたので、逮捕の理由が「ライブドアがニッポン放送株を大量に買い占めるという情報を直接聞いていたのにニッポン放送の株を売買したのがインサイダー取引にあたる」というものだったのが驚きであった。僕もよくわからないけどもしかしたらそれを発案したのが村上氏なんじゃないか!? みたいなところを地検はにらんでいるのかもしれない。

 まあ世の中の大株主の全部が全部ああいう人ではないとしても「お金出してるんだから言う事聞け! 」というのは「おまえ後輩だから先輩の言う事聞け! 」とかそういうハラスメント的な要素が無いとは言い切れない。そう考えると音楽の世界にも沢山「お金出してるんだから言う事聞け! 」という場面が存在するし「おまえ後輩だから先輩の言う事聞け! 」という場面もよくある。しかし人よりケタ違いに資金調達出来るというのも一種の才能だから尊敬しなくちゃいけない面もあるし、やはり先輩も長く生きているぶんより多くの事を知っていたりしてその点は尊敬しなくてはいけないのでそういう場面全てを否定するわけにも行かない…。

 そう考えて行くと要は全てバランスなのかも。まあ、僕のバランスもなかなかいつも危なっかしいのだが、その中でも少しでもバランスよく生きられるように頑張ってみたいと思ったりするんである。取り敢えず日記追いついて良かった!

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# by ricken4001s | 2006-06-05 23:43 | 音楽 | Comments(0)

佐藤拓馬出走!

 今日は僕の自慢の(笑)自宅スタジオに佐藤拓馬君がやってきた。そう、うちのプロツールズでオルガンやら何やら録るんである。なんでもピアノは拓馬君の家に自慢の音源があるとかで家で既に録って来てくれて、これをプロツールズに貼付ける。例のプリレコーディングの問題が原因だという事でcuebaseとprotools間のファイルの時間軸のズレは見事解消したのだが、果たしてLOGIC(拓馬君宅のソフト)との間ではどうか? ちゃんとエクスポートはしてきてくれていたが…。とハラハラしながら聞いてみるとバッチリ。しかしさすが難波さんの弟子だけあって、音色が似てるなあ(笑)。

 というわけで今日は文明さんばり(!?)のオルガンとシンセなどを2時間位でツルっと録音。港のヨーコも遊びに来てくれたので3人でダメ出ししたりアイデアを出し合ったりしてなかなか良い感じのキーボード・パートが録れたような気がする。さて次はいよいよ歌録りである。みんなが良いプレイをすればするほど、プレッシャーが掛かるなあ(笑)。あ、ちなみに7月20日に次回のレース決まったので遊びに来て下さいね! 場所はいつもの高円寺SHOWBOATサーキットです!

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真剣!
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今日は僕がにわかエンジニアである。

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# by ricken4001s | 2006-06-04 23:00 | 音楽 | Comments(2)

NUOVOと令文さんの下準備

 今日はちょっと時間があったのでヌーヴォ・イミグラートと令文さんのライヴの予習をしてみた。ヌーヴォは今回ギターレスなんでどの曲なら出来そうとか、出来そうにない曲でも逆に工夫一つで凄い事にならないかなあ〜などと色々と無駄な努力(笑)をしてみる。令文さんのほうもアルバムでは奇しくもヌーヴォのキーボーディスト難波弘之さんが弾いているのでそれをそのまま真似したって比べ物にはならない。なんとか令文さんがベースを弾いた時のような他のパートの人ならではの無責任なキーボードにならないかなあと色々と考えているわりには、ちょっと昔のフェンダー・ローズみたいな音が出来ると「おおお! マックス・ミドルトン! 」こんなヴォイシングだと良いかなあなどとただのロックおたくに成り下がってしまう。

 そういえばこのところ世間をにぎわしているとある画家の方の盗作問題。僕も色々とオリジナルな事をやろうとしていると自分では思っているのだが時々結局僕って60年代〜70年代初期のロックのテイストを再現しようとしているだけで、殆ど盗作と変わらない事をやっているんじゃないかなあと無力感に襲われる事もある。まあでも、音楽の場合は何人かでよってたかってやる場合が多いので色々な人のテイストが入る分、既存の作品にそっくりになる率は少ない気がする。しかしもし今自分一人でトッド・ラングレンみたいに録音したソロ・アルバムを作ったら本当にちゃんとオリジナルな物を作れるのだろうか!? う〜ん、バンドのメンバーってありがたい!
NUOVOと令文さんの下準備_d0013834_2136342.jpg

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NUOVOと令文さんの下準備_d0013834_21405790.jpg

僕もリード・ヴォーカルで1曲、コーラスとタウラスで数曲参加しています。クリックしてちょ!

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# by ricken4001s | 2006-06-03 23:00 | 音楽 | Comments(5)

現 デュオたかはし(髙橋竜、タカハシヒョウリ)、竜理長(髙橋竜、三柴理、長谷川浩二)、NUOVO IMMIGRATO。大槻ケンヂ・ミステリ文庫(オケミス)。陣内大蔵サポート。CMナレーション、「渡り廊下走り隊」などへの楽曲提供など幅広く活動するベーシスト/ミュージシャン髙橋竜奮闘記。ex-SUZY CREAM CHEESE、ex-特撮、ダイアモンド☆ユカイ等サポート。

by ricken4001s