2005年 05月 04日
のほほん学校
ツアーの疲れからかゴールデン・ウィークの前半3日間、僕は本当にグッタリしてしまってなんら生産的な事をしなかった。そして今日も何も用事がなかったらやはり同じようにグータラしていたのだろうが、幸い(!?)な事に今日は「オーケンののほほん学校」に呼ばれていたんである。
今日はオーケンとナラサキと僕とでアコースティックで何曲か特撮の曲を披露する事になっている。というわけで昨日の夜はナラサキと電話やメールであれにしようかとか、これにしようかとか話し合いつつもすぐ話がインターネットの話やなんかに脱線したりしてなかなか曲が決まらなかったのだが、ようやく最終的に新譜からは「江ノ島オーケン物語」、そしてお馴染みの曲からは「アザナエル」をやる事に決定した。
ちなみに昨日の夜は酔っていたのもあってか「江ノ島オーケン物語」は俺ピアニカでやるよ〜とか豪語してしまった(本当はそれならアコギ持って行かなくて済むかもなどというセコイ考えもあった)のだが、朝起きてからやってみると意外に難しい。しかも新譜からさらに「しびとの海をただよう」をやろうと朝になってから決まったのでこちらもさらわなければならない。幸いもともとはアップライトで弾いた「しびとの海をただよう」はリッケンのフレットレスで弾くと妙に音程が良く感じ「俺うまいじゃ〜ん」と錯角できたおかげでけっこうな時間を「江ノ島オーケン物語」のピアニカ練習に裂く事が出来たのは良かった。
そして会場入り、リハである。自信たっぷりで「江ノ島オーケン物語」のピアニカをピロピロ吹くと、オーケンからもナッキーからも「ピアニカしか聴こえないよ〜」というクレーム。実はピアニカってイメージよりも全然大きな音のする楽器なのである。どうやらけっこう練習できたおかげで得意になってしまい少しばかり調子に乗り過ぎてしまったらしい。ちょっと反省して吹くところも減らしたりしてリハは終了した。
本番まじかになると、今日は演奏しない特撮の残り2人、三柴さんと有松があらわれた。「ウィ〜ッス」と入って来る有松、ゲッ、良く見ると髪の毛が「失恋レストラン」じゃあないの!? でもまあ、だんだん見なれてくるとこれはこれで似合っている。そしてまたいつものように楽屋でグビグビとビールをすするのだが、これがまたうまいのなんのって…。
いつも出演する頃にはすっかり出来上がっている僕達(というか主に僕)。それを見越してか今日は特撮の出番が早い。サポートの僕は参加していない新曲のプロモ・ビデオなど見たり、新作のレコーディングこぼれ話しなど終わると、いよいよ演奏の時間が始まった。
ピヨ〜、プオ〜となんとも情けない音でピアニカを吹く僕。最初は緊張したのだが、歌詞が面白い(本当に!)この曲、お客さんは歌詞を聞き取るのに夢中で時々吹き出したりしながら僕のピアニカなど全く聴いていない。と、なんだかそれがわかった瞬間に気が楽になってしまってけっこう良い感じで吹けてしまった(気がする)。その後「しびとの海をただよう」をやって時間の関係で「アザナエル」はカットになり、僕達の出番は終わった。その後はお笑いの猫ひろしさんや東京ダイナマイトさんのコントなどが続き「のほほん学校」は無事に終わったんである。
後から聞いた話だが、次の日もあった「のほほん学校」にはあのお方(最近ストレート・パーマをかけたらしい)も出演されたそうである。僕も髪の毛黒くしたし、有松もパンチになったし、春はやはり衣替えと同時に髪型を変える季節なんであろうか?
(写真がすごくかわいいから、きっと素敵なステージだったに違いない…それとも酔ってる?・笑)
普段ベースを弾く姿が見慣れている私にとって、他の楽器を演奏しているとやっぱり貴重なのですよ。
そこで竜さんにお願いなのです。
もし急に参加が決まったりして、それを公表してもいい場合はなるべく早く教えて欲しいのです。
3日の夜中に相当あせっていて、2月の時に当日券がなかったことを思って行かなかったくらいですから;
お願いしますネ~^^