2005年 04月 29日
もりぞう? もりいぞう?
しばらくするとリハの時間になる。さすがに4本目ともなれば僕達の演奏もこなれたもの。スムーズにリハは終わって、ここ名古屋だけは対バンなので、ならば空いた時間にホテルで休もうとホテルにチェック・イン。しかし僕はどうゆうわけだからテレビを見てしまい、福知山線のニュースでかなり気持ちがブルーになってしまった。
会場に戻ると、ちょうど前のバンドがステージにあがるところ。こりゃタイミングも良いぜと上機嫌になっていると、ベースは僕よりも全然深く歪んでいて、ドラムもどう見てもアンガールズなのにドラミングはキース・ムーン、そして紅一点のギタリストも素晴らしいトーンでなかなか骨太なそのバンドはあっという間に終わってしまった。
いよいよ僕達の番、泣いても笑ってもスージーのツアー第1弾はこれで最後というわけで、気合いも入る。「きっと、もうすぐ、そこまで」で始まった男前メニュー(BY 佐藤強一)はさすがにこなれていて良い感じ。そして「君はスター」のイントロが始まると僕はスペシャル・ゲストの名前をコールした。そう、今日は特別ゲストとしてジョー・ペリーの小山君がハーモニカとシャウトで参加してくれたのだ。ギターはダメでもハーモニカはOKのスージー。小山君のパフォーマンスもなかなかで、いよいよ「とても、とても、とても」でツアー第1弾は終了となった。
楽屋に戻って、とにかくこのツアーが特に問題もなく(まだこの後の打ち上げや明日の帰りにあるのかもしれないのだが)終わった事に感謝。しかしその達成感と共になんか寂しい虚脱感も一緒にこみ上げてきた。とにかく今回は東京はともかくとして本当に3人だけで運転もローディもやって終えた地方シリーズ。僕は本当「俺達やれば出来るじゃ〜ん! 」という感じで充実感一杯である。まあでもとはいえ、物販を手伝ってくれたきょうみちゃん、洋三さん、そしてラグ、オールド・タイム、ハートランドのみなさんや小山君の力がなくてはとても実現できるツアーではなかった。こういう人達に本当感謝だよなあ〜とか思いながらも、打ち上げ会場での僕の頭の中には「もりぞうって聞くとどうしても高級芋焼酎の森伊蔵を思い出しちゃうんだよな〜」なんて思っているのだから、本当に世話ないんである。取り敢えず僕達、そして追っかけてくれたみなさん、近くに来たから来てくれたみなさん、協力してくれたみなさん、ありがとうございました〜!