KOOLOGI@原宿アストロホール

 有松が今頑張ってやっているバンド、 KOOLOGIのツアー・ファイナルを見に原宿アストロ・ホールに行ってみた。このバンド、彼がBADFISHの後半にも一緒にやっていたギターのアキオ氏(元スネイルランプ)がギター/ヴォーカルで、そこに元ミッシェルガン・エレファントのアベフトシ氏(ギター)、東京スカンクスのカツヤ氏(アップライトベース)、そして我らが有松という布陣であるのだが、僕としてはレゲエやスカ好きの有松やアキオ氏の音楽性から考えるとけっこうゆる〜い感じを想像していた。と、ところが実際に見てみると演奏は実にタイト。全員うまくてビシッ、ビシッとキメなどが決まる感じはすごく気持ちよかったし、なんと言っても初めて聴いたアキオ氏(BADFISHの時は歌っていなかった)の声が凄く良くて、しかも彼の書く曲がちゃんとレゲエやスカなどのコアな臭いもありつつメロディはちゃんとポップで聴き易かったのが良かった。実は今回のライヴ、一緒に行くはずだった友達が急に行かれなくなってしまい寂しく1人で行ったのだがそんな事忘れてしまいそうなぐらいライヴに入り込んでしまいました。

 ところで今日のベーシストのカツヤ氏、ちゃんとエレクトリックではないアップライト(要するにウッドベース)にピックアップをつけてやっていたのだが、なんでもサイコビリー(って言うんだと思うんだけど)界では有名な方らしく、さすがにアップライトのスラップなども見事に決めていてしかもエレベのスラップと違って高音のベチッ! という音がしないので凄く耳に優しくて良かった。当然家に帰ってから自分のアップライトで「ええと、こんな感じでやっていたっけ」と真似してみたのだが全く出来なかったのは言うまでもない。ちなみに彼はコーラスもメチャクチャうまくてビックリしたなあ。本当、久しぶりに人のライヴに行って「めちゃめちゃ良かった!」と言えるものを見せてもらった気がする。KOOLOGI、またあったら是非是非また見に行ってみようと思うし、皆さんにもお勧めのバンドである。

 しかしこのバンドも有松っちゃん以外全員ツナギだったのだが、何故バンドが違うとここまで硬派な感じになるのだろう。僕は帰りの電車の中でシューマッハーズの弱〜いツナギ姿を想像して思わず笑いがこみ上げてきてしまったのであった。


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Commented at 2006-10-29 19:05 x
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by ricken4001s | 2006-10-25 23:02 | 音楽 | Comments(1)

現 デュオたかはし(髙橋竜、タカハシヒョウリ)、竜理長(髙橋竜、三柴理、長谷川浩二)、NUOVO IMMIGRATO。大槻ケンヂ・ミステリ文庫(オケミス)。陣内大蔵サポート。CMナレーション、「渡り廊下走り隊」などへの楽曲提供など幅広く活動するベーシスト/ミュージシャン髙橋竜奮闘記。ex-SUZY CREAM CHEESE、ex-特撮、ダイアモンド☆ユカイ等サポート。

by ricken4001s