2日間の審査員デイズを終え、本日は180度頭を切り替えて「ビートルズ・ナイト」のリハをスタジオで行なった。メンバーはお馴染みの末原康志さん(ギター)、石黒彰さん(鍵盤)に加え、今回初めてご一緒させて頂く木村万作さん(ドラム)と僕の4人。
早速スタジオに入ると、万作さんは文明さんから「万作さん最高やで」と話を聞いていて最初っから信頼していたせいか、合わせた途端に僕のリズムの癖を察知してくれて、良い感じにリズム・セクションとして一体化してグルーヴして下さり、弾きやすいの、歌いやすいのなんのって(ごめんなさい。こちらはいつもと何も変えていません。と言うか、ドラマーによって弾き方を変えるなんて、そんな器用な事出来るわけないじゃあないの/笑)。
と言うわけでサッサと曲は仕上がって行き、余裕のよしこさんでリハは終了した。ただ、1つだけ面白かったのが唯一僕がアレンジした「TAX MAN」。僕は自分自身が歌いながら演奏する人なので、コーラスをやったからと言って楽器のクオリティは基本的に落ちない(そもそももともとベースはそんなに高度な事を弾いてはいないのだが)。なのだが皆さんは「えっ、これデモに入っていたけど、本当にやるの!?」なんて事をおっしゃり、その場に来ると、人によって「楽器の音量が極端に落ち」たり、「急にグルーヴがへんてこりんに」なったりしていた。心の底で「ププププ」と先輩に向かって失礼ながらウケつつ「じゃあ、本番は期待してま〜す」なんて言ってリハを終了した感じであった。
ちなみにこれを書いている時点では本番も終わっており、さすがに皆さん百戦錬磨、本番ではコーラスの部分もバッチリだったのだが、このスタジオでのベテラン・ミュージシャン達のグダグダな演奏(あっ、失礼! )、なかなか貴重な物を聴かせて頂いたな〜、なんてニヤニヤしてしまう…。いやでも、こんなメンバーで遊びに毛が生えたようなビートルズ・ライヴをやれると言う事に感謝。企画して下さったギター☆マンのSさんにひたすら感謝なんである…。
*左から、木村万作さん(ドラム)、末原康志さん(ギター)、わたくし(ベースとうた)、そして石黒彰さん(鍵盤)。(LtoR, Mr. Mansaku KImura the drummer, Mr. Yasushi Suehara the guitar, me on bass and vocal and Mr. Akira Ishiguro on keyboards. )
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