と言うわけでいよいよ卒業式の講師演奏、本番の日を迎えた。ところが、サウンドチェックに向けて早めに会場入りしたのに、弦を換えるのに手間取ってしまい、結果的に僕のお陰でサウンドチェックの開始がやや遅れてしまったりした。そこで僕も人間が小さくて自分が悪いのに自分で自分にイライラしてしまい、あれだけ練習したはずなのにアコギも歌も間違いまくり…。
ところがその後の本番までの空き時間、恐る恐る残り3人のヴォーカルのせんせい達に「コソ連しませんか」なんて持ちかけてみたら、みんな是非ともやりたいとの事。お陰で土壇場で色々な事が明確になり、かなり自信を持って本番を迎える事が出来た。
あまり自分達で自分達のパフォーマンスを「良かった」と言うのは好きではないのだが、サウンドチェックの時にイライラしてコードを忘れたりしていた時とはうって変わって、実に冷静にパフォーマンス出来て、かなり良い出来だったと思う。途中ヴォーカルのせんせいが1人ずつメッセージを送るコーナーも、みんな泣かす方向に行っていたので、僕だけちゃんと笑わせる事が出来て大満足。伊達にブルゾンちえみや尼神インターの動画を日常的に見ているわけではないな、なんて自分で悦に入ったりもした。
ちなみに何故かはわからないのが、僕は卒業式でみんなが感動して泣いていたりしている場面を見ると、なんだか笑ってしまう事がよくある。子供の頃に法事とかお葬式とか、笑ってはいけない場面であるからこそ、逆に笑いがこらえきれないみたいな事になっていたのはまあ、子供なので分かると言えば分かるのだが、今この年齢になって、しかも僕はせんせいと言う立場でこれはマズイんじゃないのかな、と自分でも思う。と言うわけで終わった瞬間、変な所で笑ってしまったりしまわない為にも、脱兎のごとく家に帰ったのは言うまでもない。
いや〜、今日一緒にやって下さった皆さん、ありがとうございました。とても楽しかったですが、テンパっていて、1枚も写真撮りませんでした。そして、卒業した皆さん、おめでとう〜。これからが本当の人生だし、これからのほうが多分楽しいよ〜。楽しい人生送ってね〜!!!
*こちらは本日の夕飯。(This is the dinner I had. )
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