2005年 10月 05日
ムロアジ!
*謎の植物園以外の何でも無い
*俎岩という小さな岩場(奥の小さいほうね)。ここに日蓮聖人が船で連れてこられて置き去りにされたのだとか。もしかしてここに渡船で渡って来て磯釣りする人もいるのだろうか!?
余談だがやたらとマイ・ホーム・ブームだった極彩色のこの蜘蛛、女郎蜘蛛というのだが、父親が子供の頃伊豆の男の子達は1人づつマイ女郎蜘蛛を持っており、お互いにこれを戦わせて遊んだらしい。いわばリアル・虫キングである。僕はさすがにその息子でも蜘蛛は素手では触れないのでそんな遊びはやった事ないのだが、今の「虫キング」に夢中になっている子供達にそんな事を話したら一体どんな反応を示すのだろう…。
少し雨も降って来たので早々にそこを後にして帰路に着いたのだが、途中おみやげを買いがてら何か食べようと言う事になった。なので熱海駅近くの小さな食堂で食事、その後ひもの屋に行くと、特に繁盛している様子もないのにオバサンが5人も働いている。しかも僕が入って行っても誰も「いらっしゃいませ〜」も言わず世間話しているのだからまるでニューヨークで「Tiffany」に行った時と同じような無視のされようだ。ここの経営者は一体何を考えているのだろう、とかなんとか考えながら干物を物色していると色々とある中にムロアジの干物があった。このムロアジ、普通のアジに比べると体高も低く、その分肉厚でなんか外洋の魚という感じだ。事実をちゃんと確かめていないのでわからないのだが伊豆半島と伊豆七島特有の魚という説もあり、事実八丈島などで有名な「クサヤの干物」の原料はこのムロアジである。これを選ぶとオバサンの1人が「あら〜、ムロアジを選ぶ人っていうのは本当に魚が好きな人なのよ〜。これは美味しいわよ〜」と言いながらなぜだかむき出しの干物をむき出しの手のひらでポンポン叩いたり、いとおしそうに干物にじっと手を添えたりしている。「お〜い暖ったまっちゃうよ〜。これからそれ食べるんだよ〜」よ思わず言いそうになったが、それも言えず店を出て一路東京へと向かった。
渋滞も無く道中スムーズに帰って来た僕、友達を降ろして帰宅すると早速そのムロアジを焼いてみる。昔実家で父親がクサヤの干物を得意げに焼いて母と姉の女性陣から大ブーイング、しまいには近所からも苦情が来るという事件もあったが、今回はクサヤではないので近所から苦情が来る事もない。やがて焼けて食べてみる。「プリッ! 」おお〜、うまい〜! もうスーパーの魚食べられないよ〜! と狂喜する僕、このぶんではなかなか伊豆の余韻から抜けられそうもないんである…。
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うちの父も小さい頃、蜘蛛を戦わせて遊ばせたそうです。
宇和島だったから、結構大きな蜘蛛がいますよ~。
父は戦後の生まれですが、今の若いお父さんはそういうことはしたことなさそうですよね、そしてその子供たちも。
(私も経験ないです。土蜘蛛の巣をひっこぬいて破壊してしまうという残酷なことは小さい頃やってましたが(^^;)
私も虫は素手で触れないです。
子供の頃は雨蛙とかは平気で触っていたのに。
今年は家庭菜園をやっていたので、ミミズくらいなら平気ですけど(笑)
先日サイパンへプチ逃亡してきました。
よかったら放浪記ご覧下さいね~(^^)