2011年 08月 19日
鍵盤博物館に行って参りました。(Went down 2 the keyboard museum. )
作業はまず、僕が適っ当〜に弾いたストリングスを難波先生の素晴らしいタイミングで弾き直して頂く(もちろん良い加減なフレーズやヴォイシングも少々直してもらう)事から始まったのだが「これはリアルなストリングスなの!? それともメロトロンみたいな感じ!? 」と聞かれたのでとっさに「メロトロンぽくないけど実はメロトロンな感じが良いです!! 」と言ったらチェンバリンというメロトロンの元祖がメロトロンが出て悔しいのでもっとクオリティの高いのを出した音のシミュレート、という音で弾いてくれた。
チェンバリンは最初聞いた時は「政治家の名前か!? 」とか思ったのだが、メロトロンほど音程がユレユレはしなくて、まさに僕のイメージにピッタリ。
次のオルガンはまあ、予想通りの感じを入れて頂いて満足、さらにモノ・シンセを入れようという話になったらもう既に難波先生がアープをオルガンを入れる前に電源をオンにしていらして(アナログ・シンセって電源を入れてすぐは音程が合わないのだ)、それで入れる事になった。実はここに到着した時「館長、これ本当に動くんですか!? 」なんて聞こうかと思ったのだが、思い直して黙っていて本当に良かった…。
それでもなかなか音程が合わず、館長の難波さんと副館長のHさんが一生懸命ピッチを合わそうと鳴らしているのがどうにも*川淳二氏の怪談のバックにしか聴こえないので、ずっとそれに合わせて調子に乗って雑な怪談をシミュレートしていたら、さすがにお二人ともムッとしておられた。そりゃそうだよ、としばし反省。
なのだが難波さん、こんな失礼な僕にはもったいない程の珠玉のソロを入れて頂いて感激。実は僕が酔っぱらってMS2000で入れたヘロヘロの仮ソロをけっこう難波さん気に入ってくれていて、いつもの難波さんとは違う、ぼくとつな、それでも味のあるソロを入れて頂き、ヘナチョコな仮ソロを入れる事にもちゃんと意味があるのだな〜と新たな発見をする事が出来た。
最後は僕のデモには無かった、トム・クルーズの「宇宙戦争」みたいなホルンを難波さんのアイデアで入れてもらって終了。僕だけではとても到達出来ない、ストーリー性のある鍵盤のパートが完成して大満足であった。
ちなみに歌詞は昨夜さすがにやばいと思って某映画をツタヤで借りて来て触発され、叩き台ぐらいは作って行ったので、それの沿って鍵盤を入れて貰った感じ。明日は名古屋でほぼ作業は出来ないので、日曜日には歌詞を完成させたいな〜、なんて思うんである…。いや〜、館長難波さん、副館長Hさん、お疲れさまです。そしてありがとうございました。しかしこの事務所、伊豆高原にあったら完璧に「鍵盤博物館」として成り立つんだけどな〜なんて余計な事を思いましたが、まあ、余計なお世話ですよね…。
*館長は何故かレスリーのシミュレーターだけは「ヒュース・アンド・ケトナー」という、今時のギター・アンプの会社のものを使用しておられる。(I don't know why but the manager o the keyboard museum uses the Leslie simulator made by a contemporary company called Hues and Ketner. )
*オルガンとシンセは今時なんですが…。(The organ and the synth are the current ones but…. )
*ゴジラの視線の先は…。(Where Gozdilla watch is!! )
*ヴィンテージのムーグとアープがあるんでありました。(There are the vintage MOOG and ARP. )
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