真空管つれづれなるままに(#4)

 沼津に釣りに行くようになってもう10年になるのだが、どうやら駿河湾は年によってある種類の魚が異常に繁殖するようである。例えばある年はタコばっかり釣れるし、ある年はアイゴ(バリ)ばかり、またカサゴばかり釣れるという嬉しい年もあった。しかしまあ、本命のクロダイが以上繁殖する年というのはまだ残念ながらあたった事がない…。
 
 なんでこんな事を書いたのかと言えば、秋葉原の真空管も時期によってある種類の真空管が妙にはびこったりするからなのである。いつぞやは中国製のゴールデン・ドラゴンがあちこちで売られていたし、もともとJJテスラという名前だったチェコ・スロヴァキア製の真空管がチェコとスロヴァキアに泣き別れ。JJとテスラという2つの会社に分かれてその両方がやたらに目に付く時期もあった。前々回行った時にはスヴェトラーナがやけに多かったのだが、今日はなんだかロシア製のムラードがはびこっている予感がしていた。

 秋葉原に着いてまずは遠くにあるおばちゃんの店に歩いて行く。萌え〜の店を横目で見ながら歩く事約10分。ようやく着いたビルの階段を4階まであがると、ガ〜ン、店は閉まっているじゃあないの。入り口に営業日カレンダーが貼ってあったのだがどうやらここは基本的には土日しか営業していないようなのだ。失意のうちに駅付近に戻ると、僕はまずラジオ・デパートの中へと進んでみた。

 いつもわりと夕方遅い時間に行く事が多い僕、今日は珍しく早く行ったのでいつもやっていない店がやっていたりする。おかげで一度も開いているのを見た事がない店にも行く事ができた。初めて行ったその店で僕はツイードのスーツを来た品の良い老人の店員さんに「今、EL34て何がありますか〜?」と恐る恐る聞くと、店員さん非常に感じ良く「うちはずっとテレフンケンだよ。他の店はどんどん値上げするけど1本¥2800でやっているんだ」との答え。確かテレファンケンてけっこう高かった気がする。1本¥2800なら安いなあ。ここでもう買ってしまおうかなあとも思ったが「もう1周してきます」と告げて他の店も見てみることにした。

 まずは品の良いお兄さんのやっているお店に行ってみた。同じ質問をしてみると「今はソヴテック、スヴェトラーナ、あとはテレフンケンだねえ」との答え。オーディオ・マニアの人達は大体テレファンケンではなく、テレフンケンと発音するのが本格的っぽくて良い。フィル・リノットじゃなくてフィル・ライノットとか、そういう感じである。しかしさっきの店よりもちょいと値段がお高いのでここはパスさせてもらった。ちなみに前回も見たオリジナルのムラード4本セット未使用品¥120000なりはまだ燦然と輝いていたのには笑ったが。

 ところでこの中にはもう1軒、昔ちょうどゴールデン・ドラゴンが手に入りにくくなったときに知り合いと一緒に行って、その知り合いが「ゴールデン・ドラゴンありますか〜? 」と聞くと「ゴールデン・ドラゴン? あんなの真空管じゃないよ。うちはおいてないよ」という強気の答えが帰ってきた敷居の高い(!?)店があるのだが、次は恐る恐るそこに行ってみた。するとどうだろう! またもやテレファンケン、いや、テレフンケンが売っているではないか。しかもこちらはペアで¥4500、ということは4本買っても1万円でお釣りがくるわけだ。う〜ん、とうなりながら他の在庫を見てみるとしっかりゴールデン・ドラゴンも在庫している。しかもスヴェトラーナには御丁寧に「真空管アンプの王様マーシャルの純正真空管! 」などとポップまで付いているのだ。確か昔この店で僕は「シーメンスありますか〜?」と聞いたら「何に使うの? 楽器のアンプ? そんなのシーメンス使っちゃもったいないよ」などと言われいや〜な気分になったはずである。う〜ん、時代は変わったものだ。

 しかしここでテレフンケンに決めるわけにはいかない。というのは最近僕がよく使っている真空管を買うとお菓子をくれる店をチェックしていないからなのだ。信号を渡ってその店に行く僕。「マグノヴォル付けてどんな音だったかわかったら教えてね〜」と言っていた鼻毛ふさふさのおじいさんに会うのがけっこう楽しみだったりしたのだが、彼は遅番なのか曜日が違うのか、考えたく無いが体調が悪かったりするのか、違うおじいさんが座っていた。敢えて同じ質問はせずにEL34何があるかな〜と横目でチェックすると、前に鼻毛おじいさん(失礼)が言っていたロシア製のムラードがしっかり4本セットで売っている。お値段は¥12000。オリジナルのムラードにくらべると実に10分の1の値段である。他の在庫を見てみると、おやおやあるある、しっかりテレフンケンも置いてあるのだ。

 結局いつものおじいさんが店員じゃなかった事や、昨日開けてみてテレフンケンが入っていた事に驚いた事、どこへ行ってもテレフンケンの中古がある事などを加味して、今回はテレフンケンを買ってみる事にした。しかもお菓子をくれる例のお店よりもさらに安かったので、その前に行ったちょっと癖のある店で購入したのだ。

 それにしても最近は再生産なのかなんなのかかつてはちょっと手の届かなかった真空管がわりと安く売っているのは嬉しい。まあとはいえ、沼津のクロダイと一緒で、なんでだか本命の(僕が今まで使った中で一番気に入っている)シーメンスが異常発生した年には、僕は未だにあたった事はないのだが…。

# by ricken4001s | 2005-04-19 23:41 | 音楽 | Comments(1)

SUZY CD出しますよ!

2004年No.1シリーズ② 確かにCD出せないぐらいの経済状態だったのですが、23日にはれてサード・アルバム「SUZY CREAM CHEESE Vol.3」をレガート・ミュージック(LEGA001)を発売元に、ダイキ・サウンドの流通でリリースします! 是非買ってSUZYを堪能してください。ではでは!
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# by ricken4001s | 2005-04-19 05:20 | 音楽 | Comments(1)

テレファンケンの謎(真空管つれずれなるままに#3)

 昨日の日記で書いた通り、色々と機材が壊れてしまった僕。今日は日がな1日機材のチェックである。まずはヴォリューム・ペダル。こちらは接点を洗浄するスプレーをしたらガリは出なくなったのだが、つないだのと、つながないのと聞き比べてみるとかなり音がヤセているのを知ってしまった。なのでこちらは予算もないが思いきってもっと頑丈で音ヤセの少ないものを買う事にして終了。次はサンズ・アンプだが、こちらは洗浄スプレーでよごれをとってから弾いてみてもやはり時々音が小さくなってしまう。ではこれはいっちょう切り替えスイッチを自分で取り替えてみるかというわけでスイッチのハンダを溶かしてはずしてみた。これを明日秋葉原に持って行って「これとおんなじスイッチ下さ〜い」と店員さんに泣きついてみようという計画なのだ。

 そしていよいよ、メインのマーシャルの裏をあけてみた。すると開けてビックリ。テスラの真空管が刺さっていると思ったパワー管部分には、なぜかテレファンケンの真空管が刺さっているではないか!? これは一体どうしたことだろう!? 正直僕は1回もテレファンケンの真空管を買った事はない。もしかしてリハの時にでも調子が悪くて誰かローディの人が気を使って自前の真空管に付け替えてくれたのではないか!? と思って前にもこのブログに登場した特撮ローディのK君、そして普段ギターのほうを主に担当しているJさんに電話してみたが2人とも最近まったく裏は開けていないとのこと。Jさんはもしかしたら事務所のR君がナラサキの真空管をかわりにつけたのかなあとも言っていたが以前パワー管が壊れた時に「これ俺あんまりすきじゃないからこれで良ければあげるけど〜」と言ってあげたグルーヴ・チューブの真空管を気に入って使い続けているナラサキがそれと正反対のテレファンケンを持っているとはやはり考えにくい。はて〜!? と思いながらはずしてみると4本中3本からカラカラ音がしている。「こりゃ〜ダメなわけだ〜」と思いながらはずし、明日真空管を買いに行く事にしてひとまずふたを閉めた。

 夜寝る時になってもやはりあのテレファンケンが誰のなのかわからない。う〜んと考えていると、答えは突然やってきた。実は僕は昨年のお正月ごろ僕は2台目のヘッドを買っていたのだが、どうやらそれにもともとついていたのがテレファンケンだったらしいのだ。ちょうどテスラが疲れてきていたので僕はメインのテスラを破棄、スヴェトラーナを買ってきて2台目につけ、もともと2台目に付いていたテレファンケンをメインにつけかえたのだろう。という事はこのテレファンケンは少なくとも1年ちょっと、おそらくはもっとず〜っと長い間使われていた真空管に違いない。これはこれは大往生である。今2台目には以前日記にも書いた通りユーゴスラヴィア製のマグノヴォルという太管が付いている。じゃあ明日秋葉原に行ってロシア製のムラードでも買おうかなあなどとワクワクしながら、僕は床についた。しかしローディ2人は未だに頭から大きなハテナがニョキ〜ッと生えたっぱなしなんだろうなあ…。

(真ん中2本を取った状態のメイン・ヘッド)
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(マーシャルヘッド・メイン)
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(マーシャルヘッド・サブ)
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# by ricken4001s | 2005-04-18 18:12 | 音楽 | Comments(0)

機材が一気に壊れた〜!

 日記を書きはじめて数年、初めて前日の日記に追い付いた! これも僕にしてはかなりな快挙なのだが、きっとランキング・サイト見たりして、みんなが見に来てくれているというのを実感したからに他ならない。ありがとうございま〜す! と、今日の日記はいきなりヨイショからはじめてみた。で、今日はスージーのリハの日である。しかも本番前の長いリハは今日で最後。機材をちゃんとチェックできるのも今日だけというわけで僕はフルセットで機材を持って行った。

 文明さん(小川文明)、そのお弟子さんや(佐藤)強一さんにも手伝ってもらって、うんこらうんこらマーシャルやら、ムーグのタウラス・ペダルやらスタジオに入れる。しかしいざ音を出してみるとなんだか音がボワーっと広がった感じ。これはいかんというわけでじかに床においていたアンプをケースの底の上に乗せてみる。う〜ん、少しは音がしまったのだがまだなんだか広がってしまっている感じだ。腑に落ちない気持ちでリハをやっているとそのうち、ガリガリ、ブリブリとノイズが出だした。どうやらヴォリューム・ペダルの調子が悪い。苦笑いしてそれを外してやっていると今度は音が途切れたりする。ひえ〜、今度はサンズ・アンプの調子が悪い。なるほど音がいまいちなのはこいつらのせいか〜などと妙に納得。外してみたのだがそれでも広がった感じの音は治っていないのだ。

 途中休憩時間にアンプのつまみをいじったりいろいろしてみて、ふとアンプを叩いてみると「キーン! 」という鋭い高い音がした。「ハハ〜なるほどね〜」と僕は妙に納得してしまった。これはマイクロフォニックという真空管がもう死んじゃいます〜という現象なのだ。特撮のレコ−ディングの前に確かにもう1つのヘッドは太管に変えたのだが、こちらのメインは良い音をだしていたので敢えて真空管をかえずに臨んだのだった。なるほどでは、レコーディングで良い音を出していたのは断末魔の叫び、よく真空管が飛ぶ寸前は良い音がするという、あの現象だったに違いない。

 しかしそれにしても機材って一気に壊れるなあ。でもそこで一気に修理するから、また次も一気に壊れるんだろう。まあなんにしても、本番で壊れなくて本当に良かった。そういう点では僕は意外と強運なんである。本番までに修理しよう〜っと!
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# by ricken4001s | 2005-04-17 23:42 | 音楽 | Comments(3)

アコギ・オン・ディマンド・リハーサル!

 特撮のライヴから今日までに2回程スージーのリハはあったのだが、まあこれは残りの2人(小川文明、佐藤強一)の日記を見て頂く事にして、今日あったアコースティック・ライヴのリハのことを書いてみたい。皆さんは「え? アコースティック・ライヴ? 知らないよ〜」という感じなのだろうがそれもそのはず、どこにもまだ発表していないライヴなのだ。

 事の発端は先日、ギターの大谷令文さん(最近再結成したマリノの中心的人物でかつては岡村靖幸のギタリストなんかもやっていた)から久しぶりの電話があったことである。「もしもし竜ちゃん、久しぶりやなあ。竜ちゃん5月って忙しい? 」という会話からスタートしたこの電話、要約すると「お花茶屋などというなかなかマニアックな場所(失礼! )の普通の居酒屋でアコースティック・ライヴを頼まれたのだが、一人でやるのもなんなので一緒にやってくれないか? 」という内容であった。大谷令文さんと言えばかつて一緒に「大谷令文グループ」なるバンドを約5年も一緒にやり、最終的にはこちらのわがままで一方的に同バンドを脱退、それでもその後人見元基バンドに誘ってくれたり、ヌーヴォ・イミグラートに誘ってくれたりと、いわば腐れ縁の仲、良きアニキという感じの存在である。ちょうど5月は「俺1本もライヴないじゃん、大丈夫か俺? 」と思っていた事もあって2つ返事でオーケーしたのであった。

 で、今日である。確かにアコースティック・ギターは持って行ったものの、全く何も決まっていない。決まっているのは5月28日という日程だけというありさまで僕達はやみくもにリハをはじめた。オリジナルに関してはいくつかヌーヴォやら昔の令文グループの曲などでポンポン候補が出るし、さすがアコギだけあって片方が曲を忘れていても次のコードを片方がシャウトすればちゃんと曲になったりした。しかし普通の飲み屋でやるわけだからカヴァーも充実させにゃあとなってくるとなかなか難航。では最近はじめたこのブログを使ってリクエストをつのったらどうか? 最近高橋がなりさんが退いたソフト・オン・ディマンドならぬアコギ・オン・ディマンドにしてはどうかというアイデアに令文さんは「名前はともかく面白いかもね〜」と意外にもスンナリと同意してくれ、1時間ぐらいでなんとなく初回のリハは終了となった。

 実はこの1年ぐらい、令文さんは原マサシ君というギタリストとよく一緒にアコースティック・ライヴを楽しそうにやっているという評判を聞いていた。最近彼が諸事情で一緒に出来なくなってしまったというのも聞いていたので最初連絡をもらった時には「ほほ〜、これは原君と比べられちゃ大変。何か違うアイデアを考えなくちゃなあ」とかぼんやり思っていたのでこのアイデアが受け入れられたのは非常に嬉しいところである。なのでみなさん、ここは是非お力をお借りしたい。しかし僕にしか見えないコメントにして(他の人に影響が及んだり、他の人から影響されたりしないようにしたいし、あの人のリクエストはやったのに私のはやらないの? キーッとかなってもらっても困るので)令文さんと僕のコンビならこれでしょ! という曲を是非コメントしてもらいたいっす。あっ、ちなみに差し支えなかったらメール・アドレスも入れて下さいね! お花茶屋のどこでやるのかとか、今後のライヴ情報とか送りたいので。ではでは、ソフト・オン・ディマンドならぬアコギ・オン・ディマンドに是非愛ある御意見を!

# by ricken4001s | 2005-04-14 23:58 | 音楽 | Comments(8)

ロフト「特撮Vs. ポリシックス」

 今までもロフトの対バンシリーズって色々あったなあ。怒髪点、メリー、ドラッグストア・カウボーイズ等々…。で、今日の対バンはなんとあのポリシックスである。確か僕がポリシックスを初めて聴いたのは数年前、某音楽学校で生徒が持っていたのを聞かせてもらったのが最初だ。確か当時彼等はけっこう大きめの会場でもやっていて「こんなコアな音楽にそんなに人が集まるとは、日本の音楽ファンも耳が肥えたのかなあ」などとぼんやり思ったのをおぼえている。

 電車で会場入りした僕。少し早めに着いたつもりだったが今日は全員集まりがよく、サクサクとリハに突入。対バンでリハーサルが押すと相手にかなり迷惑が掛かってしまうので押さずに終われたのは嬉しい。ただ前回と違いちょっとばかりベースの音質がいまいち良いところにいかないままリハは終了してしまったような気もした。

 空き時間最近かなり痩せたピアニスト(笑)とCD屋やら喫茶店やらはしごして帰ってくると、ほどなくポリシックスが始まった。楽屋でメイクをお願いしつつモニターで見ていると、かなり激しい。もっとテクノ色が濃いバンドだと勝手に思い込んでいた僕はもうもうただただビックリするばかりで、ロクにMCもせずに何曲も続けて演奏する様をみて、誰かがポツリと「若いって凄いなあ〜」と呟いたのが妙にツボにはまってしまう(笑)。その後転換を経ていよいよ特撮登場とあいなった。

 もちろん僕達の音楽も激しいのだが、ちゃんとMCという(長〜い)インターバルがある。「そりゃそうだ〜! もう2週間もしないうちに僕だって四十路だもの。ポリシックスみたいに続けてやられちゃ死んじゃうよ〜」とか思いながらもライヴは進む。レコーディングはしていたものの、ライヴはちょっと久しぶりの僕達、途中リハの日の日記でも書いた「地獄があふれて僕らが歩く」を演奏すると、多少チグハグ気味の他の曲よりもレコーディングしたばかりのせいか演奏が妙にタイトで、やりながら吹き出しそうになってしまった。そして後半はお馴染みの曲が続き、最後は「ヨギナクサレ」で無事ライヴは終了。と思いきやナラサキが時々リハの時に遊びでやる「LOUDNESSのクレイジーナイトがもしメジャーだったら」というネタを弾きだした。すかさず有松と僕もあわせるのだが、どうも音程が気持ち悪い。楽屋に帰ってから聞くと、なんと僕のベースのキーが半音違っていたらしい。それじゃあ気持ち悪いわけだよ〜ごめんねなどと笑いあい、今日の仕事は終了。ポリシックスと一緒にちょっと打ち上げするというのに出ようかなとも一瞬思ったのだが、さすがに四十路前、明日スージーのリハもあるのでサクっと帰る事にした。

 ところでMCでも言われなかったので発売まで黙っておこうと思っていたのだが、今日やった「地獄があふれて僕らが歩き出す」、曲を作ったのはなんと僕である。今までの「スイーツ」や「流星」の歌詞も好きなのだが、今回はゾンビがテーマといういかにもオーケンらしい歌詞。かなり気に入っているのでアルバム買って是非聴いてみて欲しい。いや〜、それにしてもロフトってやっぱりステージ熱い。もう長袖の衣装は当分封印かもしれない(笑)。

# by ricken4001s | 2005-04-10 23:28 | Comments(4)

ランキングサイトに登録してみた

 今ブログの本を読んでいるのだが、なんでもこのブログもランキング・サイトなるものに登録できるらしい。つまりみんなが沢山クリックしてくれると、僕のブログがランキングをあがったりするわけだ。今までのランキングで自慢できる事と言えば…。う〜んそういえば小学校低学年の時クラスの忘れ物ランキングがダントツで1位だった! なんていうのはやはり自慢できない。他に自慢できる事と言えば…そうだ! 1曲だけレコーディングに参加したSING LIKE TALKINGのA CROWNという曲、なんでもSING LIKE史上もっともランキング上位に入った曲なんだとか(95年4月現在)。まあもっともこれは僕の実力とは何の関係もないけどね…。
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# by ricken4001s | 2005-04-09 23:20 | 音楽 | Comments(7)

特撮リハーサル(マーシャルのキャビ)

今日は明後日のロフト用に特撮のリハーサルの日である。他の現場ではほとんど使わない5弦ベースもちゃんと車に入れ、いざ出陣。普通の日なのにけっこう道が空いていて早く着いてしまった。

 ほどなくしてメンバーが揃うとだらだらとリハーサルは始まった。明後日はなんと今ほぼ完成した新譜から1曲やろうという事になり「地獄があふれて僕らが歩く」という6/8拍子の曲をやる事になった。それ以外の曲も決まり早速通しリハに入るが、せっかく持ってきた5弦ベースの出番は「ヨギナクサレ」1曲。これならリッケンバッカーの5弦ではなくて、もう1本のギブソンのモーモー・ベースでも良かったかなあなどとも考えたりもした。

 ところでお気付きの方もいらっしゃるかと思うのだが、僕のマーシャル・アンプは2つある。ヘッド(アンプ部分)も、いつも使っている大きめのロゴ(文字)のもの(1978年ぐらいのものではないかとベースのサトケンさんが言っていた)と、この前レコーディング前に真空管を太管に入れ替えた小さいロゴのもの(70年代前半のものらしい)があるし、キャビ(スピ−カ−部分)も壊れてしまって令文さんに売ってしまったず〜っと使っていたキャビと同じ年代の(80年代前半)ヘヴィデューティな下キャビ(3段積み上げる時に下にする)と、70年代前半のいかにもヴィンテージという感じの上キャビを持っているのだ。ちなみにスージーやら、歪んだ音が主体の場合はヴィンテージ・キャビが向くのだが特撮のように5弦ベースを使うようなボトム寄りの音楽の場合は下キャビでないと再生しきれなかったりする。まあ、本当は両方つなげられるとちょうどバランスが取れるのだが、両方鳴らせる大きさの会場は特撮だとO-EAST、恵比寿リキッドルームぐらいである。なので曲目によってどちらかのキャビを鳴らす事になるのだが、なかなかこれの選択が難しい。ちなみに今度のスージー・ツアーでは、前回スージーのo-westで使った上キャビではなく、下キャビを使ってみようと思うので、違いのわかる人は聴き比べてくれたら嬉しいなあ。しかし、機材っていつまで経っても悩みは尽きないなあ。 (ちなみに写真が下キャビです)d0013834_112376.jpg

# by ricken4001s | 2005-04-08 23:58 | 音楽 | Comments(8)

さくら さくら

 日本中で一体何人がこのテーマでブログを書いているのだろう。このテーマならいくらでもトラックバックできるかもしれない(笑)。そして今日はこのブログにとって記念すべき、音楽活動と全く関係のない話題第1弾である。

 昨年に続き、今年もここ目黒川沿いの桜を見に行く事にした。ここは基本的にはレジャー・シートを敷いて陣取りみたいのは禁止されているので、突然行ってもそれなりに花見できる。とはいえまあ、陣取り出来ないという事は座るところもほとんどないという事なので結局は何十年か前の上野動物園のパンダを見る列みたいになってしまうのだが…。

 ただ今年は昨年とは違い、ちょっとラッキーが重なった。最終的には4人で行ったのだが、最初から参加できた友人と2人で美術館のお客さんよろしく花をみていると、すぐ前の椅子(遊歩道に休憩用に本当にちょっとした椅子があるのだ)が1人ぶんだけ突然空いたのだ。すぐに場所を取り、友人は椅子に、僕は植え込みの本当10センチぐらいの段に座り、遊歩道で桜を見ながらビールをすする。しばらくするとお腹が空いてきたので友人に場所とりをお願いして僕は幾つか出ていた観光地価格の出店を横目に山手通りまで行ってコンビニで食材を買い込み、残りの2人が来るまで桜の下でちびり、ちびりとやる事にした。

 それなりにほろ酔いになったところで残りの2人登場。駄目でもともとで川沿いのお店に入ってみようと探すと、ちょうど席が空いて居酒屋へ。すると何やら聞いた事のある音楽が流れている。「お〜、これは去年僕が英語発音チェックをやったゼペット・ストアのアルバムじゃないの!? 」おかげで会話をしながらもどうしても音楽に耳が行ってしまい、頓珍漢(トンチンカンって感じでこう書くの今知りました)な発言を連発してしまう。やがてお腹も一杯になり、近くのカフェに移動すると、ここでも幸運な事に窓際の席に座れた。

 というわけで今年の僕の花見、僕としてはなかなか大満足な感じで終わった。本当、この時期程日本人に生まれて良かったなあと思う事はない。サンフランシスコ(だったよね!?)の桜も、日本の桜と同じように愛されているのだろうか? ちょっと心配ではある。d0013834_1046344.jpg

# by ricken4001s | 2005-04-06 23:19 | Comments(4)

奮闘する四十路3人組(SUZY CREAM CHEESE)

 もう11年もSUZY CREAM CHEESEをやっているが、ON AIR WESTに出るのは今日が初めてである。御存知ない方のために書いておくと、SUZY CREAM CHEESEは小川文明(元BLACK PAGE/すかんち、真心ブラザーズ等々、様々なサポート・キーボーディストとしても実績バリバリ!)、佐藤強一(現在は主にSING LIKE TALKINGのサポート・ドラマー。こちらもチャゲさん率いるMULTI MAXやら東野純直など、様々なサポート仕事で実績バリバリ!)そして僕(現在は主に特撮のサポート・ベーシスト。こちらはシャケさん率いるサイコデリシャスやら東野純直など、それなりにサポートもこなしてきたつもり)の3人で11年前にはじめた最狂のオルガン・トリオ。今月の23日に何年かぶりで(もう何年ぶりか忘れたよう)サード・アルバム「VOLUME 3」をリリースするというわけで、思い出したように(笑)活動が活発化しているというわけだ。

 さて、今日のイベントだがさっきメンバーの活動歴にも入っていた東野純直君が誘ってくれた。彼は今回裏ジャケのメンバー写真のカメラマンも務めてくれたし、コーラスとして唯一のゲスト・ミュージシャン(あっ! フジ・ファブリックを始めるず〜っと前のダイスケもタンバリンで参加しているんだった)として1曲参加してくれてもいる。会場に行ってみてわかったのだが、どうやら今日のイベントはソニー・マガジンズの「what's in」と静岡の西静ケーブルテレビが関係しているみたいだ。しかもまわりの出演者、みんな若〜い。

 楽屋に到着すると、iyiym(イームと読むのだ)のヴォーカルのヴィヴィちゃんがおめかし中。彼等とは数年前に東野君のサポートとして西静ケーブルテレビのイベントに出た時に共演、すぐに仲良くなってからのつきあいだが、現在は別のレーベルに所属する彼等もかつてはパイオニアLDCからCDを出していた。確かその時パイオニアLDCは2つ新しいレーベルを作ってその両方から1つづつアーティストをリリースしたはずだが、イームじゃないほうのレーベルから出ていたコロバ・ミルク・バーというバンドを僕は寄寓にもプロデュースしていたのだ。そういえば当時何かの雑誌の広告にコロバとイームが並んで載っていて、入れ墨だらけのコロバのメンバーに「おいおい、こっちのバンドは女の子ヴォーカルで楽しそうだなあ〜。俺こっちをプロデュースしたかったよ〜。」と言って苦笑いされたおぼえがある。縁がある人達と言うのはとことん縁があるもので、昨年はゼペット・ストアのヴォーカル録りの英語発音チェック(僕って本当細かい仕事色々やっているよな〜)をやっていたら、たまたま隣でレコーディングしていたのがイームだったりしたのだっけ。

 イームも含め、今日の出演者はことごとくみな女ヴォーカルである。2組のアーティストが終わり、イームのアコースティックなライヴが終わるといよいよ僕達。文明さん風に言うと、みんな「女性ヴォーカルのイベントになんでこんな派手な衣装のオジサンが3人出て来るんだ!? 」と大きなハテナが頭にニョキッとはえて不思議そうな顔をして見ている。1曲目、ピンク・フロイド調の(若い人風に表現するとレディオ・ヘッド調なのかなあ)「きっと、もうすぐ、そこまで」を始めると御丁寧にミラー・ボールまでまわしてくれ、なんだか演奏している自分がトローンとしてしまう。強一さんも日記に書いていたが出番前に飲んでいるのは多分僕達、しかも前の2人だけなので適当にユル〜イ雰囲気の中ライヴは進む。短いライヴだったので最後「とても、とても、とても」でいささか無理矢理に盛り上がり、やり倒した感じでライヴは終わった。

 遊びに来ていた友達の話では客席では「なんか曲調はポップだったのにすっげ〜ベース歪んでたけどなんでた!?」(そんなの俺だってなんでかわからん!)とかそんな会話が飛び交い、色々な意味でお客さんにインパクトは与えられたらしかった。僕達としてもそれなりに満足。良い気分のまま合同打ち上げへと進んだまでは良かったんである。

 さてここからは残り2人の日記ともダブってしまうのだが、最初のうちは他の出演者のかたがたもそれなりに敬老の、いや尊敬の念を持ってくださるのか色々と聞きにくる。ところがだんだん酔っぱらってくると精神年令が限り無く低くなってくるのが僕達の悪いところ。文明さんは「ぞうさん」の話を熱く語っているし、珍しく良い感じに酔っぱらった強一さんもひたすら「つちのこ」の話を熱く語っている。そこに普段なら僕の大虎攻撃が加わり、11年間こうやって僕達はいつも新規公開株のように対バンの方々に一瞬尊敬され、そしてすぐに売られて大暴落するというのを繰り返してきたわけなのだが、何故だか今日は僕の大虎攻撃が出なかった。何故かって? そりゃあなた、ビジュアル系ライヴの時にも書いたけど若い人と何話して良いのかオジサン良くわからなかったんだもの(笑)。トホホホ〜。

 まあ打ち上げは御愛嬌としても、今日は本当23日のワンマンに向けて非常に良いウォーム・アップが出来た。取り敢えずは関係者のみなさん、そして来てくれたみなさんに本当に感謝である。「よ〜し、この調子で23日も、それに続くツアーも頑張るぞ〜! 」と僕は、勝って(?)兜の緒を締めた。さ〜て今年のスージーにとってどんな年になるんだろう。なんだか楽しみになってきた。
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# by ricken4001s | 2005-04-03 23:58 | 音楽 | Comments(6)