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 1ヶ月間まるまる1日も休まずに日記を書いたなんて、本当何年ぶりだろう。おそらく高校1年生の時以来だと思うが、さすがに1ヶ月続くとそれなりに充実感あるなあ。文明さんなんて何年も続けていて、もう書かないとキモチ悪いんだろうなあ。

 というわけで今日は8月の31日である。今日も僕は基本的には、まあこれといって経済活動をしないという点ではオフ。しかしミュージシャンはこういう時の時間の使い方が大切で、今日僕は令文さんとやるアコースティックのライヴでやれそうな曲を試したり、ヌーヴォの今度のライヴでやってみようと思う事を試してみたり、はたまたシューマッハーズの新曲のネタを練ったりと、なかなかミュージシャンらしい1日だったように思える。し、しかしやはり影響されやすいのは僕の悪い癖。昨日と一昨日見たマーカス・ミラーのDVDに影響されて「彼のヴァージョンのKILLING ME SOFTLYはこうやって弾くのか〜」とか、色々真似したりしてそれに結構時間を沢山使ってしまった気もする。でもまあ、僕にはこうやって特に練習というわけではなくベースに触っている時間が重要だったりするのだが…。

 ところで出遅れてしまったが、明日は令文さんとアコギ・ライヴのミーティング。皆さんにリクエスト募るのが遅くなってしまったが、今からでも遅くはないです。ドシドシとリクエストお待ちしております。目指せ第2の「空飛ぶ円盤」!

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by ricken4001s | 2005-08-31 23:53 | 音楽 | Comments(6)

ザ・休日

 明日でいよいよ今月の日記皆勤賞である! イエーという感じの今日、まずはベースマガジンの編集部からの電話を待つ事から始まった。昨日の原稿がオッケーだったかの電話で、この電話が来てオッケーなら僕は晴れて自由の身(笑)というか今日の残りは完全にオフなのだ!

 待つ事しばし、いよいよ電話が鳴ると編集部のIさん。「ええと、原稿頂いたんですがここの部分が〜」。なんでも最後の最後に入稿しているので、もう既にレイアウトが決まってしまっており、それに合うように原稿を書き換えて欲しいらしい。「そんなのお安い御用ですよ! 」と僕は電話を切るとチャチャッと原稿を直して送る。すると間もなくオッケーの電話も来て僕は晴れて自由の身となったのであった!

 さ〜て、ではこれから何をしよう。これは近所のホームセンターに行きたいなあと思い、まずはお金を下ろすために銀行へ。その後その銀行のあるビルの上のほうにちょっと行ったのが悪かった。なんかセールをやっていたのでそこを物色。早速前から欲しかったベルトに付ける鞄(何か名前があるのだろうか? )なぞ購入してしまい、そのまま下の階に行くと、時計のオメガ・フェアをやっている。僕は普段から60年代のオメガをしていて結構アンティーク時計に興味があるのだが、今日は新品ばかり。これも早速購入すれば格好良いのだが、さすがに10万円以上の買い物なのでそうも行かず、ただただよだれを垂らして見るだけに終わった。その後財布もセールしていたので色々見たのだが、かなり迷ったのに良いのがない。時計を見ると、あれっ? もう19時30分。これではホームセンターの閉店に間に合わない。結局僕の休日は歩いて行ける近所の銀行までわざわざ車で行って鞄1個買って帰って来ただけで終わってしまった。

 あ〜でも、のんびりしたなあ〜。9月は色々と忙しくなりそうなので、取り敢えずはこれで良いんだけど(笑)。

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by ricken4001s | 2005-08-30 22:37 | 音楽 | Comments(12)

Marcus Miller

 先日のレコーディングの時、僕にはフュージョン魂やおしゃれなR&B、ジャズ魂がないと書いた。しかしなぜだか最近はそういったジャンルに縁があるような気がする。今日やった仕事も来月のベースマガジン用に9月にリリースされる予定の「Marcus MillerのライヴDVD」についてのレビューを書く、という仕事だったのだ。

 世の中には僕よりも全然「マーカス大好き度」の高い人はゴマンといる。おそらくは2枚組の2枚目のDISCのほうに本人やその周辺の人達のコメントが入っており、それが英語で字幕が無いというのが僕にこの仕事が回って来た主な理由だと思うのだが、僕にとってマーカスの印象と言うと、正直「ラリー・グラハムと並んで世の中にスラップを広めた第一人者の一人」というのと「80年代にドラッグでヘロヘロだったマイルスのアルバム製作を仕切り、曲を作ってプロデュースして打ち込みまでやって名盤TUTUを作り上げた人」というのに加え「ベーシストの割に意外と背が低い」とか「何故かライヴでバスクラリネットを吹く」、「なぜだかいつも袖無しの服を着ている」ぐらいしかなく、なんの予備知識もないので逆に読者的な目線でライヴ映像を見られるというのも抜擢された理由のひとつなのかもしれない。

 実は昨日の夜、ミックスから帰って来てもうあの曲に支配された頭をリセットしたい気持ちも手伝ってライヴのほうは見てみたのだが、トニー・トニー・トニーのラファエル・サディークやダニー・ハサウェイの娘、レイラ・ハサウェイがゲスト出演している「歌もの」部分は勿論の事、インストの部分も意外と歌みたいなベースで、不思議と全く「ウゲ〜、ジャズ/フュージョン勘弁して〜」という気分にはならない。それどころかかなりファンキーだったのでノリノリで全2時間のライヴ映像を見てしまったぐらいなのだ。

 今日になってディスク2を見てみると、マーカスやその周辺の人(彼の父上や奥様、幼なじみのドラマー、オマー・ハキム、ロバータ・フラックやレニー・ホワイト、ルーサー・バンドロスといった人達)のコメントが満載で、彼が実にバランスの取れた人であることがわかる。なかでも印象に残ったのは本人の大好きな趣味のバスケット・ボールに対するコメントで「音楽とバスケット・ボールは似ている。一応試合の運びなどある程度計画を立ててのぞむのだが、いざ始まってみないと何が起こるかわからない。ちゃんと気持ちをオープンにしていないとゴールがこぼれたリバウンドに対応出来ないし、音楽でも同じように突然のフレーズに対応出来ない。それにどんなお客さんが来るかもわからないし、本番になってみないと会場の鳴りもわからない」というもの。また作曲やらプロデュースやら色々やっていたり、様々な楽器を操るマルチ・プレイヤーである事実に対しても「ある人が僕のある側面だけを知っているという事実に抵抗はない。ある人は僕をスラップのうまいベーシストだととらえているし、またある人はこの人はプロデューサーなんだなと僕をとらえている。人によっては僕をジョンソン(彼の息子さん)の父親としてだけとらえている。それで良いじゃないか」と興味深いコメントを語っていた。

 正直今までは「プロデュースや曲作りもするけど、基本的にはスラップのうまいベーシスト」という見方で彼をとらえていた僕。どうやらもっと奥の深いところに気付いてしまったようで、これからちょっとマーカスにハマりそうな感じだ。それにしても、原稿書きながら時々ベースを抱えては馴れない手つきで早速「ンペッペ! 」とかスラップの練習をしているのだから、つくづく僕という人間は奥が浅く影響されやすくていけないんである(笑)。

P.S.ニッポン放送「知ってる? 24時」は月曜日の深夜24時(つまり火曜日の午前0時)からです。昨日の書き方紛らわしくてすいません。僕も明日の夜は是非聞いてみようと思っておりますのでお時間のある方は聞いてみて下さいね!

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by ricken4001s | 2005-08-29 23:20 | Comments(15)

遂に全行程終了!

 昨日のブッキングにも関わらず、今日はまず元スイッチのユカちゃんがコーラス入れに来てくれた。長い付き合いにも関わらず、レコーディングで歌ってもらうのは初めて。でも何故かうまく行くと確信していた僕。指定の時間に駅に迎えに行くと、さすがゼリーちゃんと同じバンドにいた人だけのことはあり、ちゃんと定刻に現れた(ゼリーちゃんは決して遅刻しない人である)。

 しばし世間話しながら曲を聴かせ、どこのパートを歌ってもらうか説明してブースに入ってもらう。まずはサビの下パートから録音しだしたのだが、ちょっとヨレた(ゴメンネ! )高校生達の歌に迎合する事無く、しゃっきりとリズムを出して歌ってくれた。もし高校生のほうによって歌ったら「そこは迎合しないで自分だけはリズムをしっかり出して〜! 」と言おうと思ったのだがその必要もない。ちゃんと自分が呼ばれた趣旨をわかっているようだった。その後上のパートも録音し、それぞれのサビ気持ちが違うはずだからとちゃんと叩かずに(コピー/ペーストせずに)全て歌ってくれ、Aメロ1箇所とBメロ2箇所ある小さなハモに進んだ。高校生達が全員で歌ったサビとは違い、ここはソロの場所。コーラスとメインの縦線(リズム)のズレが気になるところなのでメインを聴いて参考にしてもらったのだが、16ビートの曲なのに思いっきり8ビート乗りのところなどあり「さてここはどうしたら!? 」とか考えていると、彼女のほうから「録りましょう〜」とリクエスト。どうなるかと聴いていると、しっかりその8ノリのメインに合わせて歌ってくれたのにはビックリしたなあ。

 ものの1時間でコーラスを録り終えたユカちゃんを送り出し、この後はいよいよミックス・ダウンである。以前にも書いた通り、僕はミックス・ダウン作業中はスタジオにはいない主義である。なのでロビーに出てi-bookでベース・マガジンの仕事用のDVDを見ようとしていたのだが、何故か全然掛からない。色々な人に連絡してもわからない。こりゃあまいったなあと色々やっていると、そのうちエンジニアさんが「出来ましたよ〜。聴きますか? 」と聴いて来た。おっ、なかなか早いなあと感心しながら聴いた僕。結構驚いたなあ。あのヴォーカル(失礼! )がそれなりに結構聴ける感じになっているのだ。コーラスも良い感じで入っているのだが、1コーラス目だけがちょっとコーラスに耳が行き過ぎる感じがしたので多少下げてもらっただけで、後はこのままでOKにした。

 帰り車でヘヴィ・ローテーションで曲を聴いていた僕。もともと坂詰さんが作って来たデモに、僕のアレンジ、コード付けが加わり、デモにも関わらずやってくれた会長の解釈も加わり、それにドラムの山下さんの解釈が加わり、僕のベースのリズムのヨレが加わり(笑)、文明さんの解釈が加わり、真生君のアイデアが加わり、本人達の思い、頑張りが加わり、最後にエンジニアの我妻さんの解釈が加わり、1曲の作品として完成した。まあ、10人アレンジャー、プロデューサーがいれば10通りのやり方があるとは思うのだが、作り手ではない皆さんにもある程度1曲が形になる行程がかいま見れていれば幸いである。詳しくはよくわからないのだが、この出来上がった作品、月曜日夜0時からのニッポン放送「教えて!24時」で流れるかもしれないので是非チェックしてみて欲しい…。

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by ricken4001s | 2005-08-28 23:16 | 音楽 | Comments(5)

 いよいよ今日は歌入れである。ところが3人来るはずの1人がなんと扁桃腺が腫れてしまったとかで、昨日の練習&様子見にも出席出来なかった。今日はどうかなと思いながら一足先にトライアングル(やはりお彼岸ぽくなってしまったが)などレコーディングしていると、現れたのはやはり昨日の2人。「う〜、やはり彼女は無理なのかなあ〜」と思っていると、なんでも担当女史によると「病院に寄ってから来る」とか。そうかあ、じゃあ来たらサクッと数テイク歌ってもらって急いで帰ってまた休んでもらわないとなあと思った僕は早速1人目のレコーディングを開始した。

 最初にレコーディングを開始したのは個人情報保護法もあるので実名は書かないとして、仮にSちゃんとしておこう。彼女だけ高校1年生(これでバレちゃうじゃん)なのでとにかく元気が良い。ちょっとアドヴァイスしたら急に声が出るようになったりしてなかなか素直でよろしい。途中ちょっと全体的に走ってしまうテイクがあり「ん? 」と不思議に思っていると「あの〜、トイレ行って来ても良いですか〜? 」との質問。そりゃあ初めてのレコーディングじゃあトイレ行って来て良いかどうかもわからないよね。「僕なんかローカル放送とはいえラジオ番組の収録中にトイレ行ったぐらいだから大丈夫だよ〜」と言ってあげたかったがプロデューサーの威厳(んなもん、最初っからあんのか!? )がなくなるのでやめておいた。

 なんやかんやで1人目終了。まだ扁桃腺の彼女が到着していなかったので早めにお昼にし、それでもまだその子が現れないので1人目のセレクト。まあすご〜くうまい人は別として、普通歌のレコーディングというのは、何本かテイクを録って、それを組み合わせて作って行くのが一般的だ。例えば「ぽかぽかと」はテイク・ワンで「おひさま〜が」はツーで「笑ってる」は4とか、そうやってうまく行ったものをつなげて行く。この作業をやり終わった頃、扁桃腺の子が到着。思ったより元気なのには驚いたが、なんでも「注射打って来たから大丈夫」だとか。僕も最初は遠慮がちに2〜3テイクぐらい録ろうと思っていたのだが、本人が「大丈夫、大丈夫」を連発するので、調子に乗って最初の彼女と同じように*テイク録ってみてしまった。

 かわいそうだったのは一番年上のMちゃんである。ず〜っと2人が録り終わるまで待っていたわけだが、2人目のセレクトをして更に待たせては可哀想とばかり、この時点で録りを始めた。最初のうちは緊張していたようでなかなかリズムに乗れなかったようだが、最後の方はなかなか良い感じ。さすがお姉さんという感じで無事3人目の録音も終了した。

 ところでみんなで悩んでいたのが歌の割り振りである。AメロやBメロはモーニング娘。よろしく少しづつソロで振り分ければ良いとしてサビは絵的にも全員で歌う感じにしたい。とはいえみんな素人さん。そう簡単にタテ(リズム)が合うわけはない。なのでみんなで一緒に歌っているテイクなるものも可能性として録音して、ここで素人女子高生達のレコーディングは終了した。

 「お疲れさま〜」と労をねぎらい送り出してセレクトに入ろうとすると、送って行ったはずの担当女史が戻って来た。なんでも女子高生達が僕と写真撮りたがっているんだとか。「オ〜モテる男はツライゼ」とか無理矢理勘違いしたが、これって完全に奈良の大仏の前で写真録るのと全く変わらない感覚である。本当はこのブログ用に僕も写真撮りたかったのだが、本人達に承諾を得ても一応ラジオ局や学校も絡んでいるのでやめておいた。僕はライヴ(なんと彼女達1回コッキリのライヴをやるのだ)行かれないけど頑張ってね〜と送り出す僕。なんかもう本当お父さんになったような気分であった…。

 さて、そんなにわか親父気分もつかの間。僕は再び黙々とセレクト作業に入る。そして残りの2人分のセレクトを終えてから、製作担当の女性、エンジニアさん、アシスタントさん、みんなの意見を取り入れつつ、どこで誰が歌うかを決めて行く。ソロのところは意外とスンナリ決まったのだが、問題はサビ。誰かを中心にして薄く残り2人を出すとか、全員いっぺんに歌ったテイクを使うとか、色々なアイデアが飛び交ったが、結果は聴いてのお楽しみである。色々とウラ技も使ったのだが、ここじゃあ企業秘密だから書けないよ〜ん。

 で、一応ヴォーカル・トラックは完成したのだが、何かが足りない。そう、コーラスが無いのだ。実は当初曲を作った坂詰美沙子さん(クリスタル・ケイの恋におちたらを作った新進気鋭の作曲家である)がコーラスをやる話もあったりとかで、ちゃんとコーラスの方をお願いしていなかった。製作の女性にお伺いを立てるとなんとか予算的にも大丈夫という事なので心当たりの人に色々メールし、本日の作業は終了となった。

 機材も無かったので今日は電車移動。帰る途中車内でメールの返事を受信した。誰だろう? と見てみるとそれは元スイッチのユカちゃん。なんでも明日は夕方からリハがあるものの、その前ならコーラスやっても良いよとの内容。スイッチと言えば言わずと知れたゼリーちゃんのいたバンドなのだが、ユカちゃん、バンド解散後も及川光博のコーラスなど、けっこう色々なところでコーラスやっていたりする。もう涙ちょちょ切れそうになりながらありがとうメールし、僕の不安材料は1つ消し飛んだのである。さあ、いよいよ明日はコーラス入れてミックスだ! 一体どんな作品に仕上がるのか、今から楽しみである…。

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by ricken4001s | 2005-08-27 23:32 | 音楽 | Comments(2)

 いよいよ今日という日が来てしまった。もうそろそろ秘密にしなくても良いと思うので書いてしまうと、今日のレコーディング「わけあり高校生オーディション」(というタイトルだったかなあ? )というニッポン放送の「知ってる? 24時。 」という番組の企画用の音源作りなのである。日本工学院がスポンサーになっているこの番組、スポンサーを支援する「知ってる? サポーター会議室」の一環としてこのレコーディングが開催されたのだ。

 学校でのレコーディングというわけで、朝は早い。なんと8時30分入りなのだから、中2の時の僕だってその時間には年に4割しか登校していない。時々時間通りに着くと「朝の会」の進め方がリニューアルされていたりして新鮮だったっけなあ〜。しかし、今日はアレンジャー。僕が遅れては作業が始まらないので急いで車を飛ばし、なんとか8時35分(それでも5分遅刻じゃん)には到着、機材を入れようとすると気まずい事に、今日ドラムをやってもらう山下さん(人に紹介して頂いたので、なんとお会いするのも今日が初めてである)はもうスタジオに入っていた。早速ぎこちなく挨拶するも、山下さんはなかなか気さくな人。音決めで叩いてもらっている感じを見ても、やはりこの人にお願いして良かったなあ〜と、自分の第6感の冴えには驚くばかりだ。
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 ちょっと機材のトラブルなどもありなかなか開始出来なかったリズム隊録りだが、1テイク録ってから多少バスドラとベースの位置関係などを修正し、そのあとすぐ録ったテイクがもうバッチリであった。僕はもう第6感が冴えまくって「これにしましょう! 」と言ったのだが、さすが初対面の山下さん、気を使ってくれたのか「これをキープしてもう1テイク録りましょう! 」と言ってくれたのでやってみた。初対面とはいえ、同じブースに入って演奏するのは僕達2人きりである。次のテイクが良い感じだったのはお互い言葉を交わさなくてもはっきりわかったのだが、いざミキシング・ルームでプレイバックしてみると「ううう、なんかうまい。プロみたい〜、ちょっとつまんないかも」と予想と逆の感想を持ってしまった。プレイバックが終わって僕のほうを見た山下さんにすかさず「1個前ので決定しましょう! 」と言うと、心なしか安心しているように見えた。

 次にもう1本レコーディングを控えている山下さん(こんな日に本当にありがとうございます! )とほぼ入れ替わりで、我らが文明さんがやって来た。大阪時代から知り合いという2人、しばし話に花が咲いたのち山下さんを送り出し、エレピ録音からスタート。僕の送ったデモCD-Rをデッキが読まなかったというので、デモ聴いてからやりますか? と聞くと「聴かなくて良い」との答え。ハハーン、これは最初の印象で出て来た物を録りたいんだな、と察知した僕。そのままエレピ録りをスタートすると、さすが文明さん。僕にはないフュージョン魂(良い意味でね! )を山下さんと2人がかりでしっかり曲に植え付けてくれた。その後ストリングスをダビングしてもらったのだが、これは僕が指定のフレーズを書いて送った譜面をゴソゴソと鞄から取り出し、何も言わずに指定のフレーズを弾いている。さすがに10年以上も一緒にやっていると「壊して欲しいところ」と「考えた通りやって欲しいところ」が瞬時にわかるみたいでビックリ。デモでは1音色だったのをちゃんと2音色にして陰影を付けてくれたのはさすがだ。そして最後はモーグ博士追悼の意味も込めて「モーグ・プロディジー」でソロと最後の「刑事コロンボ」のフレーズを入れてくれて終了とあいなった。
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 文明さんが早めに終わったのでゆっくり昼休みを取った僕、今度は土肥真生君がギターを抱えて入って来た。真生君はここ数年間「ケミストリー」やら「SOWEL」やら「BOA」やら、ちょっと踊れる和製R&Bのアレンジやプロデュースを数多く手がけているギタリスト。僕も彼に呼ばれた事はあっても彼の方を呼ぶのは初めてである。彼も文明さんと同じで、あまりデモは聴いて来ていない様子。何をやってもやはりロック魂が乗ってしまう僕のギターとは大違いで、ちょっとカッティングしただけでその場がおしゃれなニュー・ジャージーのジャズ・クラブになってしまうのはさすがである。僕はブラック・ミュージックも大好きなのだが、やはり聴くのはスライ・ストーンとかダニー・ハザウェイとか、または一連のヒップホップものとか、どちらかというと力技で押すタイプが多くて東海岸のスイートなソウルやおしゃれなジャズ魂が全然ない。マリーナ・ショウの名前を聞いて「あら逗子マリーナに新しいケーキ屋さんでも出来たのかしら? 」と本気で間違うような人間である。彼はセミアコとテレキャスで素晴らしい陰影で曲をおしゃれに仕上げて行ってくれたのだが、だんだん僕も疲れて来たのか本性が出てくる。最初のうちは「もう少し歯切れの良いカッティングのほうが〜」とか普通のプロデューサーのような発言をしていたのだが、だんだん時間が経ってくると「ここにギターでウインドチャイムをシュミレートしたような音入れられないかなあ? 」とか徐々に要求の内容がワイルドで抽象的でわけわかんなくなってきた。最後の最後に言ったリクエストなんか「このBメロ頭のコード、僕の中では外人が見た間違っちゃった日本像みたいな感じなんだ〜。例えばラスト・サムライでなぜだか普通の家の門が鳥居になっちゃっている感じ。なんかそれをギターで表現してみてもらえるかなあ〜? 」というとちょっと苦笑したにも関わらず彼はすぐに「無駄に和風なフレーズ」を入れてくれた。しかもそのリクエストをした時僕の頭の中には漠然と「黄色いギターを入れて欲しい」と思っていたのだが、しっかり「黄色いギター」を入れてくれたのは、びっくりしたなあ〜もう。

 という感じでほぼ楽器は完成。終わってから真生君とは近くのレストランでご飯を食べたのだが、みんなの写真を撮ろうと思ったのに真生君だけ写真を撮るの忘れてしまった。ふふふ、でも実は多分近々彼と一緒にとあるヴォーカリストのサポートをやるのがほぼ決定しているので、写真はその時まで待ってね。またその人が誰か発表しても良くなったら発表します。ではでは!

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by ricken4001s | 2005-08-26 23:50 | 音楽 | Comments(6)

台風のバカ〜!

 もう少しゆっくりして来るつもりであった。最初は夕方の19時に出発する飛行機を取っていたのだが、明日は朝からレコーディング。もしも飛行機が飛ばなかった場合、始発の飛行機に乗って帰っても間に合わない。それに明日の朝はまだ台風が通り過ぎていない可能性もある。なのでホテルをチェックアウトしたらその足で空港に行き、それで丁度良い飛行機に便を変更した。

 小松空港に着くと天候は晴れ。本当に台風が接近しているのかあやしいぐらいの静けさである。早く着いてしまったので、少しは金沢らしいもの食べようとレストランに入る。地魚ちらしにかなり惹かれたのだが、値段が1850円。ランチには少し値が張るので地魚にぎりランチ1350円にした。美味しかったのだが食べながら「もし飛行機が落ちたらあの時500円ケチるんじゃなかった〜、ちらし食べたかったよ〜」とか思うのだろうか、などとアホな事を考えながら食べた。

 そしていよいよ揺れるのがわかっている飛行機に搭乗である。僕は特別飛行機が苦手というわけではないが揺れればそれは人並みに気持ち悪くなったりもする。行きも帰りも席は窓側を希望し、行きは確かに窓側だったのだが僕のところだけちょうど窓が無くて「意味ないじゃ〜ん」と嘆いたのだが帰りはバッチリ翼が見える位置。しかし機体のど真ん中のほうが揺れなかったかな〜などと少し後悔したりもした。

 で、いよいよ飛行機は離陸、なんでも台風を避けるためにいつもと少し違う航路を飛ぶのだとか。当然上空にあがるまでは何の影響も無いので全く揺れない。ところが羽田に向かって降下しだすとさすがに少し揺れだした。まあとはいえ、もともと揺れるつもりで乗っているし、まだ直撃する前なのでそんなに大げさに言う程ではなかった。さすがに着陸して滑走路上で飛行機が一瞬スリップしたのはドキッとしたものだが…。

 急いで帰ってきたので、僕は幸い家に着くまでもそんなに雨の影響を受ける事もなかった。そして帰宅した僕。「あ〜思い切って行って来て良かったなあ〜」とか思いつつ郵便受けをみると、なにやらCDのようなものが。「ガ〜ン、ベースマガジンの原稿書き用の資料じゃん」と現実に戻る。明日からはいよいよレコーディング。なんだか今降っている大雨は、僕の夏休み気分を全て洗い流してくれているような気がしてならない…。「台風で、洗い流すは、夏の夢」竜心の俳句。なんつって〜(笑)。

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by ricken4001s | 2005-08-25 23:40 | Comments(8)

  ここ数年はすっかりやらなくなってしまったが、僕は実はけっこう一人旅が好きだったりする。20歳ぐらいの時に一人で2週間程イギリスに行き(2日間だけ当時そっちに住んでいた姉には会ったが)トッテナム・コートロードという駅のそばの「一休」という日本料理屋で、当時のレートで2500円ぐらいの「月見うどん」を食べた話は前にも書いたと思うが、今日も実は旅先のホテルの部屋で一人これを書いていたりする。

 この夏はけっこう仕事もヒマで遊ぼうと思えばもっと遊べたのだがどうも踏ん切りが着かなかった。しかし、これからレコーディングが始まりそれが終わればもう9月。「俺の夏返して〜! 」ってならないうちになんかやりたいなあと思って先日飲み仲間の例のデザイナー女史にその相談をしていたら「ビョークが音楽監督をつとめるマシュー・バーニー展」というのがあるのよとのお答え。「おおっ! 行きたいぜ。文化村? それとも国立近代美術館? 一緒に行こうよ! 」と色めき立ったのもつかの間、「あ〜でもそれって石川県金沢の21世紀美術館だからあたしは一緒に行けないよ〜」と敢えなく却下されてしまった。ダメでもともとでそれ以外にも色々と誘ってはみたものの、そりゃ失楽園じゃないんだから四十路男と金沢くんだりまで行ってくれる人がいるわけもない。しかし会期はなんと25日まで。行こうと思えば24日なら行けるんだけどなあ〜。

 で、迷っていた僕。数日前に酔っぱらってうっかりネットで飛行機を予約してしまった。ええい、ならばビジネス・ホテルも取っちゃえと取ると、今やネットなら安いのね。というわけで今日はなんと金沢に一人でいる(笑)。そしてその感想は…。
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(金沢駅!)

 まずとにかく何を置いても、この金沢の「21世紀美術館」の建物自体がすごくかっこいいい。一体誰が作ったのかわからんが(後で調べたらどうやら日本人の建築デザイナー2人だそうだ)、どう見ても外人のデザイナーがペリー提督みたいな口調で「日本てこんな感じですよね〜」というニュアンスで作ったと思われる(想像ですよ! )金沢駅東口の妙に日本風の門と鉄骨のアート(最近できたらしい)ともリンクして、なんか建築デザイナーってスッゲー! という気分にさせられる。あとそれから上から見るとプールの底のそのまた下にいる人が見える「なんとかのプール」(もう忘れちゃった)ってのも凄かったなあ。勿論下にも入れて入って上を見たのだが、この時丁度雨が降っていてなんかそのみずもの感じはピンク・フロイドの「雲の影」みたいであった(笑)。
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(地獄へのハイウェイ)
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(雲の影)
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(天国への階段)
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(雨音はショパンの調べ)
 ところでネタばらしになってしまうがまあ明日で終わりなので良しとして書くとすると、今回のこのマシュー・バーニー「拘束のドローイング9展」は同名の映画を軸に構成されている。テーマになっているのは日本の「捕鯨」とか「茶道」とかで、実際にマシュー・バーニーとその妻ビョークが日本の捕鯨船「竜王丸」の中で風変わりな結婚式を行うという映像、そしてクジラを一匹まるまるワセリンで固めてしまうというダイナミックな映像が軸になっているようだったが、残念ながら本日分の映画のチケットは売り切れ。僕は1人で金沢くんだりまできてアートだけを見る事になったのだが、うまいことスタッフのオバサンが説明してくれるツアーに何食わぬ顔してもぐりこめたので、それはそれでなかなか面白かった。だがその作品群はと言えば、それはなんか、クジラの骨とかなんでもかんでもワセリンとかで覆ったりして、誤解を恐れずに言えばすごいなんかSMで全身ゴムの服を着てワクワクするような、なんというか凄い不自由感を楽しむというか、Mというか、そういう世界であった。なので基本になっている色はとにかく白、もしくはクリーム色の応酬である。特撮でもどう考えても黒とか白のモノトーンの衣装が合うはずなのに敢えて色の入ったシャツを着たがったりする僕の事である。何かが一色に覆われるのが大嫌いな僕としては、正直見ている間は「息苦し〜」とか「なんかホ*っぽい〜」とか思っていたし、この作品群の中で一番わくわくしたのが「竜涎香」という、消化出来なかったエビの殻とか、そういったものがもとでクジラの腸に出来た結石が香りのもとになるという実在する物体にマシューが手を加えた物で「意外と釣りにいってオキアミだらけになったバッカン(餌を入れる大きな四角いバケツ)を洗わないでいたらこんな感じになったりして」とかそんなポイントにワクワクしているのだから、つくづく僕にはアート魂がない。なんでもマシューは以前はアスリートだったとかで、わざわざロッククライミングしてその先に絵を描いたり、トランポリンでジャンプしてギリギリ届くところに絵を描いたり、まさに「拘束あるところに生まれる何か」に光悦を感じるタイプのようで、とても僕とは縁遠いタイプの人間のように思えたのだ。

 なので実は見ている間は「ゲ〜、お金かけてこんなところまで来て失敗したかなあ。やっぱり迷った愛知県一宮の三岸節子美術館に行けば良かった(モリゾウとキッコロのおかげでホテル代が高かった)かな〜」とか正直思っていたのだが、なんだかホテルに帰って来て今になってみると、不思議とマシューの気持ちがわかって来るような気がしてくるのだから恐ろしい。とはいえ、僕はなんと言っても「ディープ・パープルになんでグレン・ヒューズがいるの? 」とか「ジョー・ウォルシュがなんでイーグルスにいるの? 」みたいな黒い羊を応援するタイプである。確かに今日の展覧会は白一色であった。だけど(逆説ばかりでスイマセン)もしかしてもしかすると、見に来ている僕達自身が黒い羊になれる設定なの? とか思うと、なんだかちょっとワクワクしてくる。もしかするとヌーヴォ・イミグラートが「プログレ・バンド」って事になっていなかったら、ラップの入った「DEVIL`S CHILD」とか、あんなに一生懸命作らなかったんじゃないだろうか!? とか、さっき1人で行った金沢の居酒屋で「フフフ、多分関東人俺だけ」とか優越感にひたる(なんで? )のはまさに「拘束のドローイング」そのものなんじゃないか!? とか考えると、う〜ん、アメリカ人ぽい表現(マシューはカリフォルニア生まれニューヨーク在住のアメリカンである)を差し引くと、もしかすると僕の考えている事はこれに近いのかもしれない。ゲ! もしかしてリッケンとマーシャルの中でどれだけやれるかもがいている僕の姿ってまさに「拘束のベース・プレイング」…。

 もはや自問自答の余地は無い。やはり、わざわざ一人で飛行機乗ってこんなところまで来たのは運命だったのかもしれない。あ〜、映像も見たいな〜。映像無いとなんかビョークの関わりがよくわからないし。しかもクジラって若い世代は知らないだろうけど、欧米の動物保護団体がワーワー文句を言ってほぼ捕鯨が禁止される前、僕達が小学生の時には必ず教室の前のほうに「クジラのヒゲはなんとかに使える」とか「こっから油がとれる」とか「こっから化粧品や石けんができる」とか、解体すると捨てるところがなくて全部使えるという「クジラ=ジ・オールマイティ」みたいな解説の入った図がどこのクラスにも貼ってあった。なので僕なんかいったんファンになったイエスが「クジラに愛を」(原題DON'T KILL THE WHALE=クジラを殺さないで)という曲を出しただけでファンを辞めそうになったぐらい、まさに万能の象徴であるあのクジラを、マシュー・バーニーはあたかも金沢の町が雪という白で一色に覆われてしまうように、白という色で覆って文字通り「拘束」してしまったのだ。そういえばビョークの出身地のアイスランドは、白夜の夏と、黒い夜ばかりの冬。世界で一番自殺の多い国らしい。そんな事を考えていると、ああ〜、なんか色んなイマジネーションが浮かぶなあ。モジリアーニの絵みたいに色彩感と生命観いっぱいの伊豆の血が流れる僕がわざわざ来て良かったのかもなあ。などとにわかアート評論家になったりして、なかなか有意義な休日であった。「マシュー、ビョーク、ありがとう! 」今度のレコーディングは「拘束のレコーディング」で行くよ! って、ちょっと影響され過ぎな気もするが。

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by ricken4001s | 2005-08-24 22:45 | 音楽 | Comments(18)

 都内某所にあるラジオ局。約束の時間に僕はそこに到着した。そう、今日遂にオーディションで合格した「素人高校生3人組」とご対面するのだ。ロビーで担当女史と落ち合い、いざミーティング会場へ。なんでもその担当女史もまだその3人にはご対面していないのだとか。ドキドキしながら部屋に入ると、取り敢えずラジオ局のその番組の担当の方と、クライアントの広報の方、放送作家の方などを紹介される。

 そして待つ事数分。いよいよあどけない女子高生3人が入って来た。僕には3人は堂々としているように見えたが、やはり緊張しているのだろう、僕なんかしっかりミルクも入れてズーズー飲んでいるっていうのに飲み物を出されても誰も手をつけようとしない。まあでもさすがそこはラジオ局の人は手慣れた物で「毒とか入っていないからどうぞ〜」と勧めて一気に場が和んだ。そしてお互いに自己紹介。僕は「みなさんが歌を実際に歌ってレコーディングするときにディレクションをします高橋竜です。竜さんと呼んで下さいね。やりにくい事があったら、なんでも竜さん〜困った〜と頼りにしてね」と言ったら大体僕の役目がわかってくれたようだった。

 その後レコーディングの日の流れなど担当者から説明があり、いよいよ今日のメイン・イベント「キー合わせ」へ。僕はてっきりピアノか何かのある部屋に移動でもするのかと思ったら、ここでやるという。しかも楽器は何もなし。「エ〜ッ、これでどうやってキー合わせるの〜! 」と一瞬ビビったが、考えてみれば彼女達、曲もさっき初めて聴いた訳だから馴れるためにもこの曲を少しづつかけては仮歌をまねして歌ってもらう事にした。で、結果は!!!!

 今時の高校生というのはカラオケによく行っているせいかやっぱり音感など優れているのかもしれない。みんな恥ずかしさはあるものの、1〜2回聴いただけでメロディも大体把握してそれなりに歌っている。製作サイドのこちら側が心配していた大サビのファルセット部分もバッチリだ。「お〜、みんな大丈夫じゃん。後は楽しくやりましょう! 」と言って僕は安心して「謎のキー合わせ」を終える事が出来た。

 本当はもしもキー的に高くて出ないとか、そういう子がいたら低いパートを歌ってもらおうとか、色々とパート分けが必要だと思っていた。だがこの感じなら全員どの箇所も歌えるはずだ。ならばというわけで「モーニング娘。」形式で全員が全部歌い、それの良いところをつなげて行くという方式を取ろうと思う。「ああ〜良かった〜」と安心した僕だがおかしかったのはそれから。みんな他のスタッフは来週の番組の事だとかなんだとか、色々と打ち合わせがあるらしい。なのでラジオ局を出たのは僕とその高校生3人組のみ。僕は鳩バスの引率者よろしく、駅はこっちだよ〜とみんなを引率しながら帰ったのだから笑える。

 僕だけ違う線だったので駅前で3人を見送ったが、本当ひと夏の良い思い出になれば良いなあと思う。僕も出来るだけリラックスして歌える環境を作ってあげたいとひたすら思う。よ〜し、レコーディング頑張るぞ〜! おっちゃんにまかせろ〜!

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by ricken4001s | 2005-08-23 23:57 | 音楽 | Comments(3)

セミの声と思いきや〜。

 今日はちょっとだけ仕事があったので電車で移動。ベースを持って座席に座ると「ジーッ、ジーッ」と音がする。一体何の音かなあとふと右を見ると優先席におじいさんが座っていてなんとなく気恥ずかしそうな感じだ。「なるほど、おじいさん電車に乗る前にたまたまセミを捕まえてしまい、孫にあげようと思って持って来たのだな。素晴らしい愛だなあ〜」とか思い込んだ僕。「そういえば昔父方の祖父が電車の券売機に100円入れて80円の切符を買ったらジャラジャラと余計にお釣りが出て来たと言って小学生の僕にそれをくれたっけ。さすがうちの祖父、孫が一番好きなものは何なのかちゃんと把握していたんだなあ」とか思い出に浸っていると次の駅で彼は降りて行った。

 「お〜、偉いなあ。僕も孫が出来たら(まだ子供もいないくせに)どんなに恥ずかしくてもセミぐらい採って行ってやろう」などと平和な気持ちになっていると、また同じ音がしている。「おや〜!?」と思いながらよ〜く耳を凝らすと、それは連結器のきしむ音。ガ〜ン、じゃあさっきの全然セミと関係なかったのね。

 とまあ今日はこれぐらいしか書く事もない平和な1日であった。ところで数日前の「エンジニアってスッゲー! 」の中で「僕のリズムの悪いエレピにはディレイ」と書いたのだが、さっきファイルをあけてみたらディレイが掛かっていたのはストリングスのほうでした。会長の名誉の為にここでお詫びして訂正させて頂きます。

 さ〜て、明日はいよいよ素人高校生とご対面だ〜! みんなちゃんと歌えるように、頑張って緊張をほぐさなくちゃね! ではここで一句「古電車、セミに聴こえる、連結器」失礼しました〜!

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by ricken4001s | 2005-08-22 21:47 | 音楽 | Comments(8)