「ほっ」と。キャンペーン

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 本当はこの日は1日ベース・マガジンの「ピック特集」の原稿を書いていたのだが、リクエストもあったので先日のシューマッハーズのライヴの曲目リストを書かせて頂く。

S.E. 朝焼け(カシオペア)〜TRUTH(T-SQUARE):

 念のため書きますが、最初に朝焼けが流れたのはわざとですよ〜。ちょっと間違っちゃってTRUTHになるのが面白いかなあと思って。それにしても僕が高校1年生の頃は大フュージョン・ブームで、当時ヤマハ主催のコンテスト「EAST WEST」に出たら、まわりのバンドはみんなこの「朝焼け」か、高中正義の「ブルー・ラグーン」のどちらかを演奏していたという…。その中で僕達のバンドだけ70年代風のオリジナルとブラック・サバスの「N.I.B.」を演奏したのだから浮いたのなんのって。ちなみに個人情報保護法を無視して書くと、ゼリーちゃんもその時ヤマハのS.G.(高中正義モデル)にオレンジ・スクイーザーというコンプをくっつけて(ギターのジャックに直接くっつけるという変なエフェクターでした)チャカチャカツチャツチャッチャッチャ〜ンと「朝焼け」をやっていた。このフュージョン野郎め!

1.シューマッハーズのテーマ:

 港のヨーコがやっていたNoRの曲に僕がオバカな歌詞を付けたもの。とば〜せ〜王選手〜と、王選手の応援歌になってしまった。

2.TUESDAY AFTERNOON:

 もう7年ぐらい前に、ソロ・プロジェクトをやったら絶対こんなのやりたい! と作ってあった曲。専門学校の学内ライヴとかではやった事があるのだが、やはりロック過ぎるメンツだとこうも行かない。シューマッハーズではじめて思っていた通りの感じで出来ました。

3. 学校:

 こちらは港のヨーコのやっていたNoRの曲を思いっきりカヴァー。歌詞も港のヨーコ。ちなみにNoRの後期には、今時々東野純直のサポートでギターを弾いている草刈君がいたりもしたのだ。

4. 遠巻きゴロー:

 特撮用にリョー・シューマッハーが作ったものの、敢え無くボツに。コンセプトを考えたのはオーケンだったりするが、詩/曲とも一応リョー・シューマッハー作。アウトロのコーラス、リハでは王選手バッチリでしたよ。本番では全くやってくれませんでしたが(笑)。

5. イルカ:

 佐藤拓馬作曲/港のヨーコ作詞。シューマッハーズのメイン・ソングライター・チームはこれで行きたいなあ。ジャガー/リチャード、レノン/マッカートニー、プラント/ペイジ、ヨーコ/タクマなんつって〜。となると僕はハリ・ジョージスンだ! 次回はバッチリ・ラップおぼえて行きます!

6.Wの野球帽:

 こちらもヨーコ/タクマの曲。といってもコンセプトは僕が考えたので、「遠巻きゴロー」と逆ですな。シカゴの「Saturday In the Park」とコード進行が一緒なので、歌詞が「土曜日の公園〜」から始まっていたの、何人気付いてくれたかなあ〜。

7.アフロ・シューマッハーズ:

 「シューマッハーズのテーマ」のアフロ・ファンク版。ハリ・ジョージスン(いや、リョー・シューマッハー)作。みんなに「シュー! 」をやってもらう為の曲です。

8. 港のヨーコ:

 御存知ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのカヴァー。ことわりも無くやってしまっているので、いつバレるか心配である(なら書くな! )。なかなか斬新なアレンジだと思うんだけどなあ〜。

 というわけで軽くだが曲目を紹介してみた。8月10日にはまた新曲を作って来る予定なので、みなさん是非また「シュー!」しに来て下さい。そして来た事ない人達も、全然怖く無いので(笑)友達と一緒に来て下さいね〜。ではではです〜!

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by ricken4001s | 2005-06-23 23:19 | 音楽 | Comments(3)

AZ YOU LIKE@表参道FAB

 なんか最近このエリアでのライヴ多いなあ〜っていう感じで今日は表参道のFABで久しぶりにAZ YOU LIKEのライヴである。

 最近僕の事を知ってくれた人の中には「AZ YOU LIKEって何〜!?」みたいな人も沢山いらっしゃるだろう。こちらは何年も僕がサポートをやっている日本のビリー・ジョエル(!?)東野純直君と、わがSUZY CREAM CHEESEのドラマー佐藤強一、それに僕で構成された3人のバンドなのだ。一時期はこの編成で2枚アルバムを作り(当時名義は東野純直だったが)、ツアーも行った僕達。その後名義をAZ YOU LIKEにして活動をはじめたのだが、最近はなかなかみんなのスケジュールがあわないせいかなかなか一緒にライヴが出来ていない。

 昨日の疲れで鉛のようになった身体で会場に行ってリハする僕。この3人だとけっこう間が空いてもなんとなくノリがすぐ合うのは不思議。で、今日は対バンなのでその後近所のファミレスへ。この隣のパン屋さん、ちょっとオープン・カフェみたいになっているのだがここには学生の時何回か授業さぼって来たので少し懐かしかった。そういえば当時はバブルの最後だったので女の子達からは「ファミレス〜!? ちゃんちゃらおかしくて行けないよ〜」というオーラがムンムン出ていて、いつも「こっちのカフェのほう行こうか〜?」と弱気にお伺いをたてていたような気がする。

 さて昔話しはこれぐらいにして本番である。今日は新しいアルバム「JOURNAL」から滅多にやらない「理想論」もやるし、未発表の新曲「あるがままの君で」もメニューに入っている。なかなか気合いも入りながら演奏して行くと、どうやら今日はアズ君本人の調子が良い。結局歌ものはなんだかんだ言って歌。僕達も勿論どんな状況でも頑張ってはいるのだが、歌が良いとやはりいつも出来ないような高みに僕達自身も持って行かれるのだ。しかし、どうやらかなり入ってしまったせいでMCの場所を飛ばして次の曲のイントロへ。「ひえ〜! ここでベース替えるのに間に合うか〜!?」とヒヤヒヤしつつもうまく取り替え、無事次の曲も演奏し終えた。

 ところで何故か今日はMCで強一さんがしゃべる、しゃべる。なんだか知らないけど沢山喋ってまるで昨日の王選手みたいである。挙げ句の果てには僕がベース替えるのに東野がMCの場所を飛ばして次の曲のイントロへ行った事まで御指摘。「なにもそんな事までMCで言う事ないじゃないの」と内心ウケてしまった。その後も僕達、演奏のテンションも落ちる事なく、久しぶりのライヴは本当に良い感じで終える事ができた。

 個人的には昨日もライヴだったという事でなんか良い感じでテンションを持って行けたのかもしれない。しかしAZ YOU LIKEとしてもけっこう良い感じの部類に入るライヴが出来た気がするなあ。

 残念ながらまだ次の決まっていないAZ YOU LIKE。また機会があったら是非やりたいなあと思いながら、僕は会場を後にしたのであった…。

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AZ YOU LIKEの演奏が納められているJOURNAL(名義は東野純直だけどね!)
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by ricken4001s | 2005-06-21 22:55 | 音楽 | Comments(4)
 和田監督加入後のシューマッハーズの第2レースが、今日またもここ高円寺ショーボート・サーキットで行われた。今日のメインはなんといってもゲスト参加の「王選手」。どうみても小川文明なのだが、それでは面白くもなんともない。僕だってどう見ても高橋竜だが、ここではリョー・シューマッハーで通しているのだ。

 さて王選手の役割だが、自称「空間系キーボーディスト」らしい。つまりはちゃんとした重要なキーボード・パートは佐藤琢馬君が請け負い、王選手は「ビヨーン」とか「ミョーン」とかそういう効果音やチープなオルガン、ストリングスを昔懐かしいローランドの小さなシンセで奏でるというまさにモンド系のキーボーディストなのだ。しかも彼は、なんとゲストなのに数曲ではなく全曲参加するという。

 で、当日のリハーサルになると王選手は「ここのマキマキっていうコーラスやりたいから、ここだけやらせて」と「遠巻きゴロー」のアウトロを入念にリハ。やる気たっぷりである。ところが10年以上もの付き合いになる王選手とシューマッハーのコンビの悪いところは、ここからアルコールを充填してしまうこと。若い3人もなかなか付き合いよく、ガンガン生ビールをおかわりして本番とあいなった。

 さすが800本以上のホームランを打った「王選手」効果か、今日はなかなか動員も良い。しかしアルコールの力を借りて「王選手」しゃべる、しゃべる、しゃべる。なかなか曲に行くタイミングもつかめず、ようやく曲に行くと空間系のキーボードが炸裂。不思議な世界が広がってそれはそれで面白いライヴであった。ただ、入念にリハしたはずの「遠巻きゴロー」のアウトロで何故か王選手が歌っていない。「!?」と思って振り向くと、王選手はすっかり歌うのも忘れて効果音工房に没頭していた…。

 今回は王選手も入って(つなぎも着てもらって)なかなか面白いライヴが出来たが、毎回王選手にばかり頼ってもいられない。次回8月10日(つなぎ着るの絶対暑いよう〜)のシューマッハーズ・ライヴではレギュラー・メンバーのキャラをもっと色濃くさらけだし、今回に負けないくらい良いものをお見せしようと勝手に1人で思っているので、是非是非みんな友達100人連れて遊びに来てください。エヴィバディ・セイ・シュー!
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by ricken4001s | 2005-06-20 23:22 | 音楽 | Comments(10)

原宿アストロ・ホール

 今日は先週大阪で行われた「アニメタル対特撮」の東京版である。会場は以前シャケさんのサイコデリシャスで出た原宿のアストロ・ホール。なかなかお洒落なライヴ・ハウスで、その時は「すご〜い! フランス映画みたいじゃないですか〜!?」とか1人ではしゃいでシャケさんやテツさんの失笑を買っていた。実際今日行ってみても楽屋はまさにゴダールが監督したストーンズの映画「ワン・プラス・ワン」みたいな感じだったのだが、やはりいるメンツが特撮やアニメタル、そしてそのスタッフの方々だとフランス映画からは少し遠いなあ(失礼!)。

 で、対バンで困るのは空き時間である。ミュージシャンは大きくわけると、1.比較的楽屋にずっといがちな人、2.どこかわからないけど(パチンコが一般的である)どこかに出かけてギリギリに帰って来る人、3.何人かで出かけて近くの楽しいところで時間を潰す人、4.ちゃんと対バンを見たり、対バンの人達としっかり仲良くなったりする人、の4通りにわけられると思うのだが、僕はだいたい2か3である。1や4にはよっぽどの事がないとならない。で、特撮だと三柴さんが3なので、だいたい2人で出かける感じになる。ただ大阪では有松っちゃんが「うまいうどん屋があるから行こう! 」と誘ってくれて3人で行ったのは良いが、完全に有松を頼りにして行った2人。帰りに有松が「じゃあ俺先に戻ってるね〜」と帰ってしまった後は方向音痴2人で途方にくれ、心斎橋の碁盤の目の中をあっちへこっちへとフラフラとさまよってしまった。

 しかし今日は原宿である。僕だってここなら迷子にならない。はずなのだがやはり明治通り近辺よりも表参道、青山通り方面のほうが明るい2人(2人は青山通りにある同じ学校のそれぞれ高校、大学に通っていたので)、自然と足は表参道をあがっていき、とある喫茶店でお茶とあいなった。しばらくお茶をしてから楽器店などぶらぶらと見て、その後なんと三柴さんが以前行ったという現代音楽のレコード屋(なんだそりゃあ!)に行く事になった。

 明るい原宿の地下に突然あらわれたそのお店だが、入ってみるとそんなにアングラではない。ミュージシャンをやっているわりに情けないのだが、僕は現代音楽とか正直全然知識がない。武満徹とかスティーヴ・ライヒとか、名前だけは知っている人も何人かいるのだが曲のほうはほとんど聴いた事もない。「う〜ん、楽しいかしら〜」と首をかしげながら入ったのだが、現代アートの本なども結構売っていたりして、会田誠の本を見たり、草間弥生の画集を眺めたりしていたらなかなか楽しめた。ところがしばらくすると、どうも店内にどんどんと怪しい人が入って来る。なんだろうといぶかしげに見ていると、どうやらこれからそのお店でなんかとある現代アートの人のトーク・ショウが始まるらしい。こりゃあ大変とそそくさと逃げるようにお店を後にした2人。その後会場に戻って本番では実に現代アート的なプレイを…。するはずもないのであった(失笑)。

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by ricken4001s | 2005-06-11 23:26 | 音楽 | Comments(6)

大阪ミューズの思い出

 やばい、やばい、またまた日記が1ヶ月も滞ってしまった。で、今日は(ってもう1ヶ月も前の話だが)大阪ミューズでアニメタル対特撮のライヴである。ここ大阪ミューズは、以前は大阪ミューズ・ホールといったところ。意外と歴史は古く、僕はここでライヴをやるのはなんと15年振りである。どうせ1ヶ月も滞納してしまった日記、ならばというわけで今日はその15年前の事を書いてみたい。

 15年前、僕はWHITE FANGというハード・プログレッシヴ・バンド(いかにも売れなそうでしょ? )でヴォーカルとベースを担当していた。たいして動員も無いのに何故かCDをリリースすることになっていた僕達。大阪でも顔を売って来いとばかり、当時の事務所社長は12月30日に渋谷EGG MANで行われたイベントの後にそのまま機材車で移動して大晦日の大阪ミューズ・ホールのイベントに参加して来いという指令を僕達にくだした。やはりどこかにそんなスケジュールに対する不満もあったのだろう。2デイズの1日目、出番前のEGG MANの楽屋で、ほんの些細な事からメンバー同士大喧嘩になってしまったのだ。目線も合わせずなんとも釈然としないライヴを行った僕達、その後僕がみんなを待たせて見に来てくれていた友達の1人を渋谷から大宮まで送りに行ったのだからたまらない。みんなの怒りは最高潮に達し、夜中に出発してからも収まらず、怒りパワーで静岡過ぎまで1人で運転した某メンバーと助手席のマネージャーさんの2人しか喋っていないという状況。後ろの席に座っていた3人は、気まずい空気に耐えかねて全員寝たふりをしていたのだが全員しっかり起きていた。

 「ねえねえ、地底人て本当にいると思う? 」恐らくなんとかして空気をなごませようと思ったのだろう。マネージャー女史は怒りながらも運転している某メンバーに超天然な疑問を投げかける。「はあ!? 地底人!? そんなのいるわけないですよ〜。でもまあいたら…」そのメンバーもけっこう気を使うタイプなので、そんな頓珍漢な会話に一応話をあわす。そしてそんな滑稽なやり取りをしているうちに結局お昼頃には会場のミューズ・ホールに着いてしまった。今日行ってみたら音楽教室が出来ていて楽屋はだいぶ部屋数が減っていたが、当時はなんでだか楽屋が無駄に(失礼)何部屋もあり(もしかすると当時も音楽教室はあったのだが暮れで無くて、イベント用に教室を解放してくれていたのかもしれない)、僕達はそのうちの1つに陣取って酒盛りをはじめた。悪い事は重なるもので当時僕が凝っていたのは強〜いスピリッツ。この日は40度のヴォッカを持参していたのでみんなでちびりちびりまわし飲み。実は30日は若手のイベント、31日はベテランのイベントにポツンと僕達だけが出るというわけで僕達としてはけっこうビビっていたりしたわけだ。ところが僕達よりはだいぶ遅れて(というかこれが本当の入り時間なのだが)先輩バンドのみなさんがやってきた頃にはすっかり出来上がっていた僕達。先輩達も「なんだこの酔っぱらいの若いバンド〜」といぶかしげに僕達を遠巻きに見つめるばかり。

 リハをやって(よく演奏できたよなあ)、少し楽屋で仮眠したりして、ちょうど新年にあけるころに僕達の出番。何曲かやったところで先輩バンドの方々もステージに出て来てカウントダウンとあいなったが、喧嘩中でアルコールも入っていた僕達、にこりともせずに「おめでとう〜」とぶっきらぼうに言っていた感じだったので、さぞや生意気に映ったであろう。そして新年の挨拶も終わって僕達のライヴも後半へ。で、いよいよ最後の曲。キーボードのソロがあるのだが何故だか今日はグリスが多い。というか、グリスだけじゃん。なんで!? と思って振り向いてみると、そこには真っ赤な顔をしたキーボーディストと、キーボードの上には確かにさっきまで半分は残っていたはずのヴォッカのビンが見事にカラになって置いてあった…。

 その図を見て全てを察した僕達ではあったが、実は大変だったのはそれからである。ローディなんかいるはずもない僕達、ミューズ・ホールは今でもステージから楽屋のほうに降りて来るのに螺旋階段があるのだが、キーボードの彼はキーボードを1台持ってそこをグル〜っと降りて来た途端、バタン! と倒れてしまった。そして良く見ると口から先ほどのヴォッカを精算しようとしているではないか! ギターのやつの迅速かつ冷静な行動でなんとか1回目の精算はトイレで済ます事が出来たのだが、こういう事は地震と一緒で余震がつきものである。その後ギターのやつが持って来た寝袋の上で寝ていた彼、2回目の精算の初期微動が始まり、慌てて僕達がトイレに連れて行こうとすると「ここはトイレじゃない! 」とお怒り。某先輩バンドの楽屋の扉をあけるとそこで精算しようとする。これは大変となだめすかし、もう大丈夫だと言うのでもう1度寝かし付けたら、楽屋の外の廊下に敷かれた寝袋の上で、彼はあっけなく精算してしまった。先ほども書いたが、その寝袋というのはもちろんギターの子の持ち物である。

 マネージャーとメンバー3人で機材の積み込みを終えた僕達。その時になっても元鍵盤弾き、現酔っ払いはピクリとも動かない。しょうがないので電源の入らないこの機材を僕達は台車に載せて車まで運び、いよいよ出発となった。そう、貧乏バンドには今晩も宿なんてないのだ〜!

 やがて車は関ヶ原あたりに差し掛かった。白々とあけて来た空を見上げると、足下に転がっている機材が喋った。「あっ、雪だ〜! 綺麗だなあ〜!」

 子供のようにはしゃぐ彼にただ呆れるばかりの残り4人、その後の車中がまるで雪の降るしんしんという音なき音まで響くほど静かだったのは言うまでもない。「それに比べると今は本当恵まれているなあ。移動も新幹線だし、ローディもいるし、宿もあるし(今日は日帰りだったけど)。こりゃあ良い演奏しなきゃバチがあたるよ〜」とか、僕は今日ステージでそんな事を考えながら演奏していた。というか、そう思うならよけいな事考えないでちゃんと集中して弾けっての!

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by ricken4001s | 2005-06-04 22:22 | 音楽 | Comments(9)

SUZY CREAM CHEESE、特撮、NUOVO IMMIGRATO、竜文、CMナレーション、「渡り廊下走り隊」などへの楽曲提供など幅広く活動するベーシスト/ミュージシャン髙橋竜奮闘記。


by ricken4001s