2007年 10月 19日
長いお別れ
僕は本当にレイモンド・チャンドラーの事を何も知らないのだなあと思ったのが、この小説の書かれた年代。53年に出版されたそうなのでジャック・ケルアックの「路上」とほとんど同じ頃という事になるが、ビートジェネレーションとは何の関係も無い感じ。まあこちらが片岡義男氏だとしたらケルアックのほうは…、いやあまり乱暴な事を書くのはやめにしよう。
まだ読み始めて間もないので主人公の私立探偵フィリップ・マーロウが本当に例の台詞を言うのかはわからないが、なんでもこの小説のおかげでカクテルのギムレットが世界的に有名になったというのは本当らしい。ちなみに僕は大学生〜25歳ぐらいの時世の中がバブルだったのでよくカクテルを飲みに行っては時々ギムレットを頼んでいた。その頃は007の真似をしてドライ・マティーニをよく飲んでいたのだが、ジェームス・ボンドのようにジンではなくウォッカ・ベースにしてくれとか、シェイクしないでステアしてくれとかとても恥ずかしくて言えなかったので、ちゃんと一般的なジン・ベースのマティーニを飲んでいたんである。マティーニは基本的にはジンとベルモットをシェイクしたものだが、ギムレットは基本的にはジンとライム・ジュースをシェイクしたものなので味は遠く無いというわけで、マティーニに飽きるとギムレットを飲んでいたような記憶があるが、ギムレットを有名にしたのがこの小説だとは知らなかったなあ…。
この台詞にもまだ到達していない(と思う)のだが「ギムレットには早すぎる」という台詞もあるらしい。こちらはどうやらテリー・レノックスという登場人物が言うらしいのだが、もはや僕が読んでいるところではテリーは外国に行ってしまうところ。2人が「ヴィクター」で飲んでいるシーンにはこんな台詞無かったと思うのだが、気付かずに読み進んでしまったのだろうか。
というわけでしばらくはなんかハードボイルドな自分になりそうである。いつも僕は読んでいる本、見た映画や絵画、聴いた音楽等にすぐ影響されてしまう。明日からはゆで卵も半熟じゃなくてポクポクまで茹でて食べようかなあ。あ、ちなみに「ポクポク」というのは高橋家のみの言葉かなあ? みなさんも言う? 言うとすると「ハードボイルド」って「ポクポク」って事になっちゃうのだが…。
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