竜理長の長さんである長谷川浩二さんのローディをやっている峻くんが、何の因果か今BLINDMANのドラマーをやっていて、目黒鹿鳴館(懐かしい! )で師匠の長谷川さん在籍するTAGAWA(田川君や寺沢さんも久しぶり! )と対バンをすると言うので遊びに行って来た。
ついでにその前にお盆に行かれなかったお墓参りとお寺のお参りに行こうとも思って向かったのだが、タッチの差でお墓も締まっていて(外からお参りしました。まあ、半径500メートル以内はオッケーなんではないかと)、更にはお寺の事務所と本堂も締まっていて、仕方なく裏手の大日如来像だけにご挨拶して来た感じ。
とまあそんなこんなで鹿鳴館に着くと、な、なんと椅子が無いじゃあないの。やはり見に来ていたドラムの金光君(ギターの三宅君のトリオのドラムである)に「椅子いつ無くなったの!? 」と聞いてみたら、今やそんな質問をする人がいないぐらい前に無くなったのだとか。う〜ん、もしかすると僕って最後にここに来たのはBRJを結成するきっかけとなったウリさん主催のセッション(1991年か2年)以来なのかもしれない。
TAGAWAの出番が最初だったので、1階でボーッとそれを見ていると、わざわざ峻くんが「関係者は2階で見られますよ」なんて教えに来てくれた。う〜ん、これも20代の時は覚えていたのに、今や2階がある事すら忘れていた。思い出してみるとWHITEFANGの頃にはここに出演しては「アリーナー! スタンドー!」とか言って2階を差していたのに、人の記憶って必要が無くなると急速に退化するのだなあ、なんてちょっと人体の不思議に驚愕したりした。とまあそんな事を思いつつ見るTAGAWAは、まさに安定の演奏力。長谷川さんは勿論の事、ベースの寺チンこと寺沢さんの安定感、そしてTAGAWA君の面白いMCを挟みつつの堅実なプレイに、僕は圧倒されてしまった。
ちなみにかつて陣内バンドで山口国体て演奏した「MY ETERNAL DREAM」も、サツクさんとは全然違う長谷川さんのツーバス全開ヴァージョンで聴けて、その違いが面白かったなあ。とか言って寺沢さんも右手がもの凄く早く動くので、僕の「8分音符連打は別料金」のスローハンド・ベースとは全然違うプレイだったのだが…。
そしてその後は峻くん擁するBLINDMAN。実は世間は狭い物で何年か前に秋葉原で見た時には、なんでも急にキーボーディストがやめてしまったとかで、WHITEFANGの時のキーボーディスト、小門学君が(彼は今レコーディングエンジニアをやっていて、その時のBLINDMANのアルバムのエンジニアがコカド君であったのだ)キーボードを弾いていて、ベースも僕の元生徒と言う布陣。正直見ていて全く生きた心地がしなくて、もう少しで伊豆の稲取の沖で深海から釣り上げられたキンメダイのように口から胃袋が出てきそうだったのだが、今日は峻くんとギターの中村さん以外は知らない方々(なんとその秋葉原の時から中村さん以外全員メンバーチェンジしていた)なので、フラットな気持ちで見られて楽しかった。
更に最後、宴もたけなわなアンコールでレッド・ツェッペリンのロケンロールをTAGAWAの3人も混ざってやったのにはなんだかグッと来てしまった。各コーラスの最後の「ロンレロンレロンレロンレロンレ、ターイム」と歌だけになる部分で長谷川さんと峻くんが毎回交代するのだが、そのやり取りに凄い師弟愛を感じてしまったのだ。
う〜ん、果たして僕は今までボーヤをやってくれた人達と、こんな風な暖かい関係性を築けた事があっただろうか…。なんて事を思いつつ、峻くんはじめ皆さんにご挨拶してから帰る道中、僕は思っていたのであった。いや〜、峻くんありがとう。良いもの見せて頂きました。そして、皆さんお疲れ様でした〜!!!
*如来。(Nyorai)*TAGAWA*BLINDMAN*峻くん、ドラムソロ中。(Shun, during his drum solo. )*セッション中。(During the session at the end of the show. )
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