この「謎の体臭」、もしかしてナッツを食べているせいで出て来るのかもしれないと思い、遂にナッツすらも辞めてみた。なのだがご飯を食べない事は続行。こういうのを「コンコルド・シンドローム」って言うんだろうなあ。なんて改めて思う。
こちら「もうこのままこれを続けても良い結果にならないよね、と言うのがかなりはっきり分かっているにも関わらず、せっかくここまでやったと言う今までの努力が無駄になるような気がして、撤退出来ない」と言う、経済学で言うサンクコスト効果とほぼ同じ物。ここから更なる損失を重ねるよりは良いと言う事を頭では理解しているはずなのだが…。
あ〜っ「このバンドこのまま続けていても売れないよね」とか「この彼女とこのまま付き合っても結婚しないよね」とか、人生はいわばコンコルド・シンドロームの連続なのかもしれない。意外に僕の人生で神様に「これを学んで来なさい」と託されたテーマは「コンコルド・シンドロームを身を以て体験して実感し、色々考えて来なさい」と言う物だったりして。そう思うと何だか全ての事に意味があるような錯覚に陥る事も出来たりする。
ちなみに逆に「失敗にも意味がある。もっと言ってしまえば失敗にこそ意味がある」と言う事を実感出来れば、コンドルド・シンドロームからは自由になれるのかもしれない。そういえばイチロー選手も「ヒットよりも凡打にこそ意味がある」とおっしゃっていたような…。う〜ん。