いつ使い出したかはもう定かではないのだが、恐らく高校1年生の時には既にロトサウンドの弦を使っていたはず。するともう少なくとも35年(35億ではない)以上もこちらの弦を使い続けている事になる。
なのだが、先日「オーケン、ウッチー、エディ29周年ライヴ」のリハの時に、筋少のテックでもあるミヤーンが「おおっ、竜さんロトサウンドなんですか。ロトって弦の外側の巻いてある鉄の向きが、他と逆なんですよね」なんて言って来た。
一瞬知ったかぶって「そうだよね〜」なんて言おうかとも思ったのだが、あまりの衝撃に「ええっ、そうなの!? こんなに長い間使っていて知らなかった〜! 」なんて思わず本当の事を言ってしまった。
ミヤーンによると、そういうわけで普段ロトを使っている人は他の弦だと弾いた時に違和感があるらしい。なるほど〜、一時期ジャズベにはダダリオを張っていたのだが、最近モデルチェンジしてくれたお陰でロトを張れるようになり、なんだか妙に弾きやすいと思った理由はこれか〜。
何でも知っているつもりでも、世の中知らない事ばかり。でも、そう考えるとまだまだ知らない物の中に、あり得ない位楽しい事とか感動的な事とかが埋もれているのかもしれない。そう考えると無知な事も「可能性が沢山残されている」と変換する事が出来なくも無いので、それはそれで悪くは無いのかもな、なんて思ったりもする。ボベビーン、ボベビベーン、ベボボベーン、ボビボベーン(←「グッドバイポークパイハット」をロトサウンド弦のベースで弾いた音)。
*こちらは昨夜ライヴ後に友人と行ったイタ飯屋の料理。マイウーでした。(I went to an Italian restaurant with one o my friend last night, after show. This is one of the dish we had there and was so good. )