いよいよ「大槻ケンヂ20th Band」のライヴは本番を迎えた。このバンド、筋少でも無いし、特撮でも無い。なので両方の曲、今回は特に僕が特撮に提供したマッタリ目の曲(あんまりテンポの早いゴリゴリしたロックは作れないんである)が多かったせいもあり、結果的に「大人AKB」ならぬ「大人OKN」と言う感じになった気がする。
しかし何と言ってもハイライトは石川セリならぬ大槻セリの「八月の濡れた砂」。さすがに大正琴のテーマはピアノに置き換えて演奏したのだが、それでも充分あの頃の昭和感が出ていて良かったな〜。
僕は夏の海と言うと、スペイン映画の「チコと鮫」、更にはアラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」をいつも思い出すのだが、そんな質感の曲で、やっていて楽しかった。
それぞれのメンバーのコーナーも凄く良くて、バーニーの泣きのギターも冴え渡り、僕のスージーの曲も皆さん良い感じに演奏して下さり、そして心配した「夜歩く」も、僕が1カ所だけ間違えたのを除けば(めちゃめちゃ悔しい)、かなり良い出来だったのではないかと思う。
オーケンのウクレレ・コーナーも笑いの中にちゃんと味のある演奏と歌で、やはりこの人は本物のエンターテナーなのだな、なんて改めて再認識。次回は「あじゃーん」こと河塚君のコーナーもあったら良いなと思いつつ、無事にライヴは終了した。
残念ながらこのバンドの次の予定は決まっていないのだが、またやれたら嬉しいなあ〜、なんて思う。取りあえず2014年の八月に素敵な思い出が出来た事に感謝。メンバー、スタッフの皆さん、そして何と言っても遊びに来て下さった皆さんに感謝なんである…。楽しかった〜、ありがとうございました〜!!!
*本日の足下。(I used these pedals today. ) *入り口のボードはこんな感じ。(The information board at the entrance. )