2012年 02月 14日
打ち合わせ〜演劇(Had a meeting and then I went 2 a theatre 2 see a drama. )
実は実際にミーティングをするまでは、僕の「草案」(いわゆる「叩き台」ですね)があまりにもぼんやりしていて、これが本当に形になるのか!? と少々不安もあった。だが、そこは百戦錬磨のクライアントさん。良い感じに僕の「ぼんやりした話」をまとめ、具体化して下さり、ようやく完成品が想像出来るようになって来た感じで一安心。
そしてその後少々、喫茶店で読書などした後はなんと「奴婢訓」というお芝居へ!!!
僕はたぶん今までにお芝居らしいお芝居って、ミュージカルを除くと従兄弟がやっていた謎のアングラ劇団(オフ・オフ・オフ・ブロードウェイぐらいかな〜。でも、その従兄弟は一度、ポール・ロジャーズ氏が主題歌を歌う「明日の刑事」というテレビ番組に、殺される子供のお母さん役で出演した事もあるのだ)。そして映画「僕らのワンダフルデイズ」のお仕事でお手伝いさせて頂いた段田安則さんが大竹しのぶさんや高橋克実さん、秋山菜津子さんと4人でやられた「大人は、かく戦えり」の2回ぐらいしか無かったように思う。
今回はとある音楽系のスタッフさんが「竜さん、ご興味あればご招待出来ますので行ってみませんか!? 」と誘って下さったので、敢えて先入観を無くす為にも、話の筋やら、何も予習しないで行ってみた。まあでも、演出が寺山修司さんである事、劇団が「万有引力」という、少々実験的な演劇を得意とする集団である事などは事前に知ってしまってはいたのだが…。
実際に行ってみると、セットもけっこう凄い感じで、なかなかシュール。19日までは公演中だと言う事なので詳しく書くのはやめておくが、途中何度も暗転し、その次にライトが付くと役者さん達が全然違う場所にいたり、包帯で目もぐるぐる巻きにされたまま2メートルぐらいの段差を飛び降りたり、本当にちゃんと稽古をしていないとケガ人が出そうな緻密なお芝居で、終止迫力に圧倒されっぱなし。逆に失礼なのかもしれないが「本当にプロって凄いな〜」なんて心の底から感心してしまったし、役者さん達の芝居に対する情熱が伝わって来て、なんとも言えないエネルギーを頂いた感じであった。
そして英国の諷刺作家ジョナサン・スウィフト原作(ガリヴァー旅行記を書いた人である)のストーリーに込められたメッセージも、なるほど今の日本のリーダー不在的な雰囲気を打破する一つの提案と言う感じもして、思わずニンマリしてしまった。
というわけで今日は全くベクトルの違う2つの仕事人達の仕事っぷりに触れて来た感じなのだが、結局仕事って「ぼんやりしたものをきちんと整理して、はっきりとした形にする」という意味ではどれも一緒だと思う。思い出せば学生の頃「僕はクリエイティヴな仕事に就きたい」なんてみんな口々に言っていたが、後から振り返ってみると仕事というのは全てクリエイティヴで、逆にクリエイティヴじゃない仕事を探す方が大変だったんじゃないか!? なんて今更ながら思ったりもする。
いや〜しかし、一生懸命やっている人達って素晴らしい。またお芝居、機会があったら見に行ってみたいな〜なんて思うし、その前のミーティングで色々と決まった事を具現化するのは僕の役目なので、これから気合いを入れて作業に臨みたい。それにしても、今日は良い刺激を頂いた、劇団のみなさん、クライアントのHさん、ありがとうございました〜!! 僕も負けずに頑張ります〜!!!
*ミーティング前にごちそうになった中華のコース。こちらは肉料理!! (This is the prefix Chinese lunch I had b4 the meeting. This one featured beef lib. 2 my delight, It was their treat!! )
*こちらは白身魚と椎茸。超マイウーでした。(This is the whitefish and shiitake mushroom. Excellent taste!!! )
*そしてこちらが見に行かせてもらった演劇のチラシ。(And this is the flyer of the drama I saw 2 night. 2 my delight again, I was invited!! )
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