2009年 08月 06日
ダンサー・イン・ザ・ダーク
「本当にやりきれないと言うか、もう何もする気が起きなくなるよ」と見た事ある人達から忠告されていたのにもかかわらず、見終わってからはもうとにかく「ドヨ〜ン」という感じ。でも、確かに悲劇だけど、主人公とそのまわりの人達がもうほんのちょっと賢く振る舞えばこうはならなかったはずというのも同時に感じた。
僕も今までの人生でピンチになった時の事を考えると「不運な事が起こったこと」そのものが問題なんではなくて、そのせいで自分が「もう良いや〜」みたいに物事を投げてしまったり、「どうしよう〜! 」とパニックになってしまったり、結局「冷静さを欠いた事」が原因でますます悪くなるというパターンが殆どだったように思う。とにかく頭をシャキっとさせて、自分の人生は自分で舵を取って暮らさなくちゃなあと改めて実感させてくれた素晴らしい映画であった。
ちなみにビョークの演技も素晴らしかったが、カトリーヌ・ドヌーヴとかも出ていてちょっとビックリ。他の俳優さん、女優さんも素晴らしい演技でありました…。
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